あきれるよ! 新党乱立? 政党要件? Ⅰ

 政党失格の「姓党」 怪しげな略称「日本」

 ついに舛添要一氏が自民党を離党。「新党改革」を旗揚げの運びだという。朝日新聞によれば「桝添氏が当初から『決断』のタイミングとしてきたのは、公職選挙法の規定で新党名を届ければ、類似の党名を排除できるとする5月2日。党改革の道が絶たれ、半ば追い込まれた形」という。「私が党首になるから桝添新党だ」と宣言したとか、「政党要件を満たす国会議員5人をすでに確保」などとも書いている。この件に限らず各紙、各テレビなどの「新党乱立」報道には、マスコミ特有の弱点がいくつもひそんでいる。念のためにいくつかあげておこう。 

 先ず、そもそも「桝添新党」などと言うものがつくれるのか。
 なぜ5月2日までなら「類似の党名を排除できる」のか、全くわからない。
 マスコミの解説では「今回の場合、4月26日から5月2日までに政党名と略称を中央選管に届け出れば、他の団体は同一、類似の名称は使えないと規定している」という類の解説に出会える。「名称保護」の規定だという。なぜ、4月26日から5月2日までなのか。
 公選法を探してみると、第9章、第八十六条の七 のところに「参議院議員の任期満了の日前九十日に当たる日から七日を経過する日までの間に、郵便等によることなく、文書で、当該政党その他の政治団体の名称及び一の略称を中央選挙管理会に届け出るものとする。この場合において、当該名称及び略称は、その代表者若しくは参議院名簿登載者としようとする者の氏名が表示され、又はそれらの者の氏名が類推されるような名称及び略称であつてはならない」とある。
 この「90日に当たる日から7日を経過するまでの間」が今回は4月26日から5月2日にあたるというわけだ。候補者を擁立しようとする政党はこの届出をしておかなくてはならないのである。参議院は解散がなく、任期満了日が特定できるからこのような日限を限った規定ができる。
 さて、「桝添新党」だが、この条項では明確に「代表者」や「予定候補者」の氏名が「表示」もしくは「類推される」ような「名称及び略称」が禁じられている。「桝添新党」などという政党をつくれるはずがないのである。
 では「名称保護」はどうなのか。一応の規定とは言えるだろうが総務省の見解によれば無力なのである。「たちあがれ日本」という新党が結成されて一挙に問題化している。すでに「新党日本」という党がある。そのどちらもが「日本」という略称を届け出るとどうなるのか。総務省のHPに原口総務大臣の4月16日の記者会見がある。彼によれば「政党要件に該当する限り、受理されることになっている」というのである。「当該略称を記載した投票は按分される」という。頭に来た新党日本の田中代表が総務省に「質問状」をつきつけている。が、ラチはあきそうにない。
 同氏は記者会見で「本物の民主党」「まともな民主党」という党をつくって、略称を「民主」にして届けても受け付けるのかと迫ったら、「その通りだ」という答えが返ってきたと嘆いている。
 追い打ちをかけるように、18日には「日本創新党」という党もできた…!

(^_^) 日本と名の付く一番老舗の政党は日本共産党だということをわかっているのかねぇ…! この連中は…! (^_^)
by itya-tyan | 2010-04-22 17:35 | ちょいまち草 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://isao3264.exblog.jp/tb/13191313
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。