西野恒次郎氏逝く

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 ネコの額ほどの庭に稲の芽が出ました。小春日和の朝など、雀が降りたっている様子を微笑ましく眺めていた所です。先日来、何の芽が出ているのだろうと思っていました。植えた記憶が全くなかったからです。よく見ると枯れた稲穂の先からぽつぽつと新芽が出ています。 思いもかけないことですがコメの新芽でした。
 昨秋、産直で頂いている野菜にひと束の稲穂が添えられていました。生産者の心遣いが嬉しく、しばらく花瓶に活けて楽しみました。枯れてからもゴミに出すのはしのびなく、そっと庭先に寝かせておきました。そのひと束の稲穂から芽が出たのです。水田でも、畑でもない狭苦しいこの庭先で芽を出してくれたのです。米どころ東日本を襲った地震・津波、原発危機。息苦しい日々が続くさなか、負けじとばかりに芽を出してくれた早苗。被災農家のみなさんの無念にひとしおの思いのするわが家の「珍事」です。
 大阪の農民運動の大先輩、西野恒次郎氏の訃報に接する数日前のことでした。
by itya-tyan | 2011-05-26 23:25 | 喜怒哀楽をともに… | Trackback | Comments(0)
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