竹ノ内街道 ー 日帰りドライブにいかが?

竹ノ内街道をご存じですか?
堺市・大小路から葛城市・長尾神社に至る日本最古の官道です。
概ね、↓の地図のようなルートを辿ります(クリックで拡大)。
b0142158_1463229.jpg

私の住む富田林から奈良に至るには幾つかのコースがあります。
先ず、藤井寺へ出て西名阪に乗るコース。奈良市や橿原市にはこのコースかな…?
太子町を抜けて穴虫越えの長尾街道コース。
同じく、太子町から竹ノ内街道を抜けるコース。
この二つは、二上山の裾を巡って大和高田市に入ります。
さらに南の千早赤阪村を抜けて御所市へ抜けるコース。
そして、河内長野市を抜けて五條市に入るコースです。
それぞれに、曰く深い旧蹟がたくさんあります。
が、多くの場合もっと奥の方へ向かうことが多く、途上を愉しむことはあまりありません。

思い出が深いのは、竹ノ内越えのコース、竹ノ内街道です。
高校3年生の夏休みにアサヒペンタックスを抱えて、羽曳野市の埴生野辺りから竹ノ内を越えた所までを写真に撮り、自分で現像し、簡単な説明をつけて文化祭に出品したところ、社会科の先生に激賞されたことがあるのです。
当時は、日本最古の官道、小野妹子も通ったとか、ホンの少ししか知恵はなかったので細々した解説はできていなかったと思うのですが…。
その写真は、母校の中学校の理科室に忍び込んで現像したのですが、洗いが不十分だったのか、現像液が粗悪だったのか、今では真っ黄色になっています。

さて、最近この竹ノ内の集落が見直されているようなので少し探ってみました。
で、やっぱり発見があります。
集落の中程に芭蕉ゆかりの綿弓塚と看板のかかった旧家があります。

b0142158_14365661.jpg 裏には小さな公園風の庭と僅かな駐車スペースがあります。
芭蕉がこの地に10日ばかり滞在し、その節の句をいくつか刻んだ石碑もありました。その一つ「綿弓(わたゆみ)の句」が綿弓塚の起源です。

b0142158_14401062.jpg建物の中は無料(?)の休憩所、トイレもあります。
少しだけですが説明板や飾り物もありました。
この絵馬でも「綿弓の句」が読めます。





  綿弓の琵琶になぐさむ竹の奥 芭蕉という句です。


b0142158_1542149.jpg壁際にさりげなく立て掛けられてあった道具を見て、これが「綿弓だな!」と直感しました。そばに木槌が置かれ、弓に沿ってテニスのガットのような硬いナイロン製の糸(弦?)が渡されています。
糸に紡ぐ前の綿をほぐす道具のようですが、どうやって使うのか?見当がつきません。



探してみると、こんなページに出会いました。
綿の実から糸にするまでの解説です(クリック)。
よくわかりました!ありがとう!

みなさんもドライブはいかがですか?
近鉄南大阪線・上ノ太子から、ちょっと寄り道をして叡福寺(聖徳太子御廟あり)、小野妹子の墓などに寄り、太子町立の歴史資料館見学、所々で竹ノ内街道旧道を散策しつつ、竹ノ内集落・綿弓の家を訪ね、長尾神社まで…。
気軽な日帰りドライブが楽しめますヨ!
凝り性な方は、さらに沿道に話題が一杯ですから調べてみてください。
by itya-tyan | 2011-10-19 15:21 | 喜怒哀楽をともに… | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://isao3264.exblog.jp/tb/16464391
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。