季語付き川柳!春・ステッキ3題

 10年ほど使った愛着のステッキですが、最近ボロボロ加減が目立つようになったので買い換えました。
 慢性の椎間板狭小症とかで、いつ何時腰に激痛が走るかも知れないので用心のために常用しているのです。でも時折、「杖をついてどうしたん?」などと聞かれると「杖と言わないでください。ステッキとおっしゃってください」と切り返し、笑いを誘っています。
 新しいステッキは気持良いけれど今年の春は殊の外寒く、今日あたりからやっと春らしくなりそうです。<画像はクリックで拡大できます>
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< 俳句歳時記より >
*東風(こち) 東から吹く春の柔らかい風。春風の駘蕩(たいとう)たる感じと違って、まだやや荒い早春の風。
 強東風(つよごち)はその激しいさまである。
*風光る(かぜひかる) 春になってだんだん日光が強くなると、吹く風が何となく鋭く光るように感ぜられる。春風との同趣同工を避くべきである。
*春風(はるかぜ) 春風駘蕩というように、暖かく柔らかに吹く風である。ときには強風なども吹くが、面を吹いても寒くない。