橋下市長、あなたも公務員なのですよ!

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今朝、わが家の新聞に「大阪市をよくする会」のチラシが折り込まれていました。つらつら読み、マンガを眺めていて口をついて出てきた言葉を川柳風にしたててみました。

橋下氏は4月2日、新入職員を前に「国民に命令する立場だ」と訓辞したとのことですが、とんでもありません。その直前に女性が新入職員を代表して朗読した「宣誓」を聞いていなかったのでしょうか?
この「宣誓(書)」は時々の思いつきや気まぐれで書かれたものではありません。
憲法や地方自治法にもとづいてしっかりとね練り上げられ、職員の服務の宣誓に関する条例(昭和26年4月1日・条例第21号)として例規集に掲載されている、ある意味とても重々しい厳かなものなのです。

* 条例本文をあげておきます *
市議会の議決を経て、職員の服務の宣誓に関する条例を次のように制定する。
職員の服務の宣誓に関する条例
(目的)
第1条 この条例は、地方公務員法第31条の規定に基き、職員の服務の宣誓に関して規定することを目的とする。
(職員の服務の宣誓)
第2条 新たに職員となつた者は、次の宣誓書に署名してからでなければ、その職務を行つてはならない。
宣誓書
私は、ここに、主権が国民に存することを認める日本国憲法を尊重し、且つ、擁護することを固く誓います。
私は、全体の奉仕者として、市民の信託による公務を民主的且つ能率的に運営すべき責務を深く自覚し、誠実且つ公正に職務を執行することを固く誓います。
                      年  月  日 

  < 以下略 >

記録動画で確かめましたが、代表宣誓した女性はこの文章と一言一句も違わぬ宣誓書を朗読されていました。
明らかに橋下市長がこの宣誓にそむく訓辞をしたのです。
橋下氏はその後も次々と「主権が国民に存すること」を否定し、日本国憲法の「尊重、擁護」を怠る言動に明け暮れています。
「市民の信託による公務」など何のそのという勢いです。

今こそ橋下市長に強く言いたい!
ハシズムはお断り
先ずあなたが公僕の原点に帰りなさい


* 最初にアップしたマンガはPDFから取ったため見にくくなっていました。そこで現物のチラシからスキャナで撮り直しました。見やすくなったと思います。なお、現物はこちらからご覧になれます。ぜひご一読ください(クリック) *