季語付き川柳の手直し!「黙す」と「悶ゆ」

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 なげけるか いかれるか
  はたもだせるか
  きけ はてしなきわだつみのこえ


前回、今月の季語付き川柳はこの歌の本歌取りだと書きました。
そして、「はたもだせるか」のところに「はた悶せるか」と漢字を当てました。
でも、何かしっくりしません。「悶せる」という言葉が変なのです。

念のために古語辞典を調べると「もだす」という語に「悶」という字はありません。
「もだす」は「黙す」なのです。
「はたもだせるか」のところは漢字にすれば「はた黙せるか」でないといけません。
「悶」は「悶ゆ」、つまり「もだゆ」なのです。
「悶」という漢字を使いたければ「はた悶ゆるか」としなければなりません。

長い間(子どもの頃、初めて映画を観た小学4年生の頃から)間違えて憶えていたのですねぇ…。
一度も正す機会がなかったことを不思議に思います。

で、本歌取りながら改めて「黙せる」と直すか、「悶ゆる」と直すか考えてみました。
結論としては「悶ゆる」の方を採りました。
恥ずかしながらの間違いですが、ご愛嬌に前回アップの文面は削除せずにそのまま曝しておきます。
これぞ真の「恥曝し」!
by itya-tyan | 2012-08-04 09:34 | 喜怒哀楽をともに… | Trackback | Comments(0)
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