マスコミは「体罰」という言葉遣いを再検討してください!

<Ⅱ>
 「体罰」の問題は、教育行政上どう扱われるべきなのか、という問題でもあります。
 まず、学校教育法を読んでみます。
 第十一条  校長及び教員は、教育上必要があると認めるときは、文部科学大臣の定めるところにより、児童、生徒及び学生に懲戒を加えることができる。ただし、体罰を加えることはできない。
 つまり、「教育上必要がある」ときに「懲戒」は許されるが「体罰」は許されない、というのです。
 許されない「体罰」はなんと表現すべきでしょうか?
 ボクは「暴力」というほかない、と考えています。
 これが、第二の理由です。

 でも「懲戒」という言葉が気にかかります。というのは「学校や教師には懲戒権がある」などという言葉が横行しているからです。
 もう一度、広辞苑をひいてみます。
 懲戒:①こらしめいましめること。こらしめ。②不正または不当な行為に対して、制裁を加えること、とあります。
 確かに、教育の場にあっても懲戒、つまり不正・不当な行為をこらしめることが必要な場合はあるでしょう。
 しかし、これまで報道されてきた教師の「体罰」なるものが「不正・不当な行為」に起因しているとはとても考えられません。
 ボクは懲戒権の乱用は「暴力」と表現して差し支えないと考えるのですが、どうでしょうか。

 ひるがえって、学校教育法施行規則を読んでみます。
 第十三条〔懲戒〕① 校長及び教員が児童等に懲戒を加えるに当っては、児童等の心身の発達に応ずる等教育上必要な配慮をしなければならない。

 「教育上必要な配慮」の中に「たたく、殴る、蹴る」も入るのでしょうか。疑問です。
                           <続く>
by itya-tyan | 2013-02-19 23:24 | ちょいまち草 | Trackback | Comments(0)
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