今日は憲法記念日! とても良い日取りですねぇ!

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 今日、5月3日は憲法記念日。
 「汝の価値に目覚むべし!」と歌った働く者の日「メーデー」と子どもの成長を歓び、明るい未来を願う「子どもの日」との中日(なかび)です。 
 ホントにいい日取りですねぇ…!

 ところが、安倍首相は先日開かれた「ニコニコ超会議2」自民党のブースで戦闘服を着込んではしゃいでいたと、画像までアップされていたのには驚きました。
 古く「衣の下に鎧」という言葉がありますが、「背広の上に戦闘服」なのです。正に「好戦的な正体」まざまざ。「文民統制」なんてかけらもない、「軍服を着た宰相」の姿ではありませんか。

 自民党は昨年公表した「改憲草案」の中で、「国防軍の創設」をうたい、日本を戦争する国へと変質させようとしています。「集団的自衛権の行使」の合法化を狙っているのですが、具体的な今日の状況に照らせば、アメリカの戦争に「助太刀する」ということに外ならないではありませんか?
 こんな危険な道へ国民を一瀉千里でひきずっていくことは、さすがに困難と読んでいるのでしょう。憲法第96条の「改定」で、改憲手続きの緩和策を考案し、来るべき参院選の「一大争点」に仕立てあげようとしています。

 その内容は、一口に言えば第96条の憲法改正発議要件を各議院の3分の2以上から過半数に緩和すること」ですが、これについて日本弁護士連合会はこの3月14日に「意見書」を決定し、厳しく批判しています。
 その中に、「憲法は、基本的人権を守るために、国家権力の組織を定め、たとえ民主的に選ばれた国家権力であっても権力が濫用されるおそれがあるので、その濫用を防止するために国家権力に縛りをかける国の基本法である(立憲主義)」というくだりがあります。
 また、「憲法学説においても、憲法改正規定の改定は、憲法改正の限界を超えるものとして許されないとする考え方が多数説である」と第96条の改定は「禁じ手」であることを示し、「絶対に避けなければならない」と強調しています。

 ここでいう「立憲主義」という概念は在野・法曹の世界に限られた狭く、堅い概念ではありません。政治権力を法(なかんずく憲法)によって規制する」というのはおよそ近代市民国家であるかぎり当然の大前提・原則なのです。

 現に、今現在政府・法務省のホームページにアップされている「『憲法の意義』に関する教材」でも「憲法学習において、国民主権と立憲主義という考え方を理解させる」と述べています。
 また、その進め方に関する「Q&A」の結びでは「この単元の学習により、憲法は国民を一方的に縛るものではなく、国民の権利を守るために国の権力を縛るものであることの理解は得られたのではないか」と憲法学習の目標と意義がここにあることを明記しています。
 
 最後に、再度「『憲法の意義』に関する教材」の冒頭にある「司法制度改革審議会意見書」からの引用です。
 「法の下ではいかなる者も平等・対等であるという法の支配の理念は、(中略)司法のあり方において最も顕著に現れていると言える。それは、ただ一人の声であっても、真摯に語られる正義の言葉には、真剣に耳が傾けられねばならず、そのことは、我々国民一人ひとりにとって、かけがえのない人生を懸命に生きる一個の人間としての尊厳と誇りに関わる問題であるという、憲法の最も基礎的原理である個人の尊重原理に直接つらなるものである」

 いい言葉ですねぇ!
 この教材の全体はいささかクネクネしている部分を感じないワケではありませんが、それなりの真っ当さが含まれています。
 でも、安倍首相や、自民党、維新の会などは政府としてホームページにアップし、全国民さらには全世界に示してきた日本の国際・国内活動のいわば原点をすべて投げ捨てる構えです。
 彼らには自らの墓穴を掘ってもらうしかない!と思います。ボクらが道連れにされるのはまっぴらです。
 どうでしょうか?

*長くなってしまい恐縮です m(__)m 
 が、事柄の性質上、幾つかの資料を紹介しておきます。
自民党の憲法改正草案(現行憲法対照つき)(クリック)です。
☆非常に分かりやすい小森陽一さん(9条の会事務局長)の解説(クリック・27分)です。
☆憲法第96条の発議要件緩和に反対する日本弁護士連合会の意見書(クリック)です。
☆法務省のホームページ・法教育に関する教材より
 教育Q&A・憲法の意義(クリック)の項です。
 法「憲法の意義」に関する教材(クリック)の項です。


*画像はクリックで拡大できます。適当なサイズに直してご覧ください。
*「撃鉄」という言葉。分かりにくい方もあるかと思いましたが、あえて使いました。
 銃・ピストルなどの発射装置の一部です。指をかける「引き金」ではありません。
*通院しなくてもよくなりましたが、今日も念のため在宅しています。ご心配かけました。

by itya-tyan | 2013-05-03 12:31 | 喜怒哀楽をともに… | Trackback(1) | Comments(0)
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