中学校教材「原子核エネルギーと放射線」(解説編)のこと

 大阪に教育文化センターという組織があります。
 目的に「大阪教育文化センター(略称・大阪教文センター)は、すべての子ども・青年の人間としての豊かな発達と未来を保障するために、大阪の教育と文化活動の平和的で民主的な発展をめざし、教職員、研究員、文化運動関係者、父母、府民の共同により、憲法・教育基本法にもとづく教育・文化活動の創造と普及および論理研究をおこなう」と掲げている団体です。
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 その先生たちが、中学校教材「原子核エネルギーと放射線」をつくってくれました。とてもありがたいことです。考えてみると、ボクが少し理系に弱かったせいもあるのでしょうが、中学時代にも高校時代にも原子力のことをまともに学んだ記憶がありません。
 高校で化学の授業が終わる学期末に少しだけ先生が原子力の威力に触れ、「夢のようなエネルギーだ」と語られたくらいです。核融合反応などのことは、その後時々に我流でかじった位のものです。まぁ、それでも少しは分かるようになったとは思いますが、分かりやすく、もう少し体系的に理解したいと願っていました。
 教文センターの先生方が教材づくりを手がけられ、先に「高校教材」ができていました。一応目を通したものの、中学教材、小学教材も手がけられる予定だと知って、その完成を待ちこがれていたのです。
 高度な知識をお持ちの先生方にとっては、先ず高校教材をつくり、それから中学、小学とより分かりやすく、降りていくのが順当なのでしょう。
 しかし、門外漢のボクとしては小学、中学、高校と順を追って、昇っていきたいものです。そんなわけでここへのアップは小学教材ができてから…、とも考えていました。でも、待ちきれません。で、中学教材が完成したのを機に紹介したいと思います。
 36ページもあり、これでもなかなか難しいのですが、熟読すれば面白いものです。
原発と放射線」授業教材・中学校編が完成(クリック)のページから入って、「解説編」のPDFを読むのが適当かと思います。
 ちょっと賢くなった気分になりますよ!