国民の目、耳、口を金縛り! 特定秘密保護法案に寄せて

 10月25日、政府は「特定秘密の保護に関する法律案」を閣議決定しました。この件について、小生のメモを兼ねて一応のことをアップしておきます。

 パブリックコメントの結果は反対が圧倒的だった
 政府が募集したパブリックコメントは、9月3日から17日までの短期間だったにもかかわらず9万件にのぼる意見が寄せられ、賛成は僅か12.9%、反対は76.9%と圧倒的多数が反対でした。
「特定秘密の保護に関する法律案の概要」に対する意見募集の結果(クリック)

 疑問と批判に全く応えていない官房長官記者会見
 閣議決定の報告をした菅官房長官の記者会見はパブリックコメントで寄せられた意見には全く答えませんでした。その様子は動画でも、文章でも見ることができます。
内閣官房長官会見・平成25年10月25日(金)午前(クリック)

「日本を戦争する国へ」のネライ明らか
 官房長官は「閣議に先立って安全保障会議を開催したこと」。その後「特定秘密保護法案を閣議決定したこと」。「新たに設置される予定の国家安全保障会議の機能をより効果的に行うためにも、秘密保全に関する法制を整備すること」を明確に語っています。
 アメリカの差し金のもと「安全保障会議」を「国家安全保障会議(日本版NSC)」に格上げし、日本を戦争する国へと導くために、国民の目、耳、口を金縛りにする法案であることが見え見えです。

 朝日新聞「天声人語」の指摘
 26日の「天声人語」は次のような指摘をしていました。
 「▼思えば、特定秘密保護法案も米との同盟を重視するものだ。その一面を荒っぽく言うなら、米国からもらった情報を守るために自国民を罪に問う法である。民主主義を揺さぶりかねない法でもある▼出来てしまったあとで破滅的な結末を招いた、戦前の幾つかの法を忘れたくはない。『はじめにおわりがある。抵抗するなら最初に抵抗せよ』。朝日新聞の大先輩にして反骨のジャーナリスト、むのたけじ氏の言葉が点滅する」
 小生も正に「赤信号点滅」の事態であると考えています。

 各界に高まる批判 日弁連声明など
 この法案に対して日本弁護士連合会やペンクラブ、諸学者・ジャーナリスト、市民団体など各界で批判の声が巻き起こっており、「特定秘密保護法案 反対声明」で検索してみると夥しい記事・ブログなどが出てきます。
 法的な側面を確認するため、ここでは日弁連の見解だけを記録しておきます。
 先ず、2013年10月23日の日本弁護士連合会の意見書です。
秘密保護法制定に反対し、情報管理システムの適正化及び更なる情報公開に向けた法改正を求める意見書(クリック)
 閣議決定の直後には会長声明が発表されました。
特定秘密保護法案の閣議決定に対する会長声明(クリック)

日本共産党のアピール
 色々なブログを眺めていると「自分は共産党ではないが…」と戸惑いつつ「一番まとまっている」と共産党のアピールをアップしている方がいました。ここにもアップしておきましょう。
国民の知る権利を奪う「秘密保護法案」に断固反対する
――「海外で戦争する国」づくりを許さない

(クリック)

 最後に資料として、内閣官房による説明資料と法案全文です。
特定秘密の保護に関する法律案 説明資料(クリック)
特定秘密保護法案の全文(クリック)

 ひとまず、ここまで…!





 
by itya-tyan | 2013-10-27 11:42 | ちょいまち草 | Trackback | Comments(0)
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