鳥獣戯画展で手に入れた図録のこと

                  *画像はクリックで拡大できます*
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 京都国立博物館で開催中の特別展覧会「国宝 鳥獣戯画と高山寺」に行ってきた。もちろん修復後初という「鳥獣戯画」の展示が目的だった。かねて「ホンモノを見たい」と念じていたので前売り券を手に入れての参観だった。
 平日にも関わらず大勢の人が訪れていて、一応40分待ちとの列の最後尾に並んだが、入館まで1時間はかかった。中に入ってからも長い列が続いていたので、「惜しい」とは思いながらも高山寺の名品はほとんどまともに見ないで、ひたすら「鳥獣戯画」をめざした。
 鑑賞を終えて、こういう時には必ず手に入れることにしている「図録」を購入してきた。
 その中で、目を惹き、驚いたのが上記のこの絵だった。
 「華厳宗祖師絵伝」という巻物の最後の部分だ。図柄自体は以前に何かで見たことがある。龍神に守られて帆走する船の姿だ。とても迫力がある。
 だが、図録の解説を読んで驚いた。
 「義湘(ぎしょう)に恋心を抱いた善妙が、新羅に向かって出航した義湘の船を追って身を投じ、龍に変じて船を送るまでの一連の展開は劇的である」とあるではないか。
 この図版は見開き4㌻分を使ってこの顛末の絵巻を掲載しており、確かに善妙と思しき女性が海に身を投げる場面も描き込んである。
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 その間の事情をもっと知りたいと思って検索すると、こんな解説にであった。とても参考になる。
 華厳宗祖師絵伝(けごんしゅうそしえでん)(クリック)
 図録にはこの「善妙」の立像も掲載されていた。
by itya-tyan | 2014-10-31 18:43 | 喜怒哀楽をともに… | Trackback
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