許していいのかなぁ?安倍自民の不気味な戦術転換!

 ここしばらく多忙を極め、ブログ更新が途絶えてしまいました。
 その間に、総選挙たけなわ。寒〜い選挙です。
 安倍首相の初盤の論戦を苦々しく眺めていました。

 初盤! どこへ行っても肝心のことを言わずに済ます、図々しさ!
 ボクは選挙というものは、その政治の全体が問われるべきものだと思っています。ところが、安倍氏は肝心のことに触れず(隠して)、この選挙を乗り切ろうとしているかに見えました。
 試しに、「安倍首相 触れず 語らず」をキーワードに検索してみると、こんな記事が次々!
 
● 自民党の安倍晋三総裁が第一声をあげたのは、東京電力福島第1原発の汚染水問題で中止していた試験操業が9月に再開された福島県相馬市の相馬原釜漁港。
 福島県民12万人が今もなお避難生活を余儀なくされているにもかかわらず、原発事故や汚染水問題にもふれず、「住まいも仕事もなりわいも進んでいます」と強調しました。(しんぶん赤旗)
● 安倍晋三首相(自民党総裁)は27日、帯広、釧路、函館の3市で遊説した。
 アベノミクス効果を訴えたが、環太平洋連携協定(TPP)や原発問題など道民の関心が高いテーマにはほとんど言及しなかった。(北海道新聞)
● 衆院選の公示翌日の3日午前、安倍晋三首相(自民党総裁)が、遊説のため本県(*新潟県)入りした。東京電力柏崎刈羽原発が立地する柏崎市では2区の前職候補と並び支持を訴えたが、原発再稼働の問題については言及しなかった。演説を聞いた有権者からは「原発の地元なので、再稼働について首相の意見を聞きたかった」と残念がる声が漏れた。(新潟日報モア)
● 買い物客でにぎわう夕刻の小田急線新百合ケ丘駅南口(川崎市麻生区)。安倍首相が繰り返す「アベノミクスで雇用が増え、賃金が上昇した」とのアピールが女性会社員(34)にはむなしく響いた。「置き去りにされているものがたくさんある」
 集団的自衛権の行使容認や特定秘密保護法、原発再稼働の問題が気になって足を運んだ。「反対の声があるものをどんどん進めている。なのに説明がない。経済政策のほかに語るべきことがあるはずなのに」。不満はかえって募る結果となった。(神奈川新聞)

 ちなみに世論調査によれば、消費税10%への増税には49%の人が反対し、アベノミクスの効果には65%の人が疑問をもっているそうです。集団的自衛権の行使容認には60%、原発再稼働には56%が反対しており、普天間基地の辺野古移設には80%をこえる人たちが反対しています。
 初盤には現地にいってさえ肝心のことに触れず、語らずやり過ごそうとしていたのは間違いありません。それは、自民党の得票や議席の減はさけられないとの見通しがあったからのことでした。

 衆院選、序盤情勢で自民優勢 首相、安保、原発も発信(北海道新聞)
 ところが今日はこんな見出しが躍りました。
 昨日、マスコミ各紙が「自民優勢、与党過半数獲得」などと書きたてたのに勢いづいたのでしょうか。
 政府・与党内で「自民優勢」との見方が強まると、集団的自衛権の行使容認について「まさに今、信を問うている」と踏み込み、憲法改正でも「リーダーシップを発揮しながら議論を進めたい」と明言。原発では「科学的に安全が確認された発電所は、国民の理解を得ながら再稼働させていく」と言い切るとあります。
 
 「集団的自衛権の行使」とはまさに日本を戦争する国に変質させることではありませんか。「憲法改正」なるもののキモも9条の改悪であり、「国防軍の創設」であることは自民党の憲法改悪案に明確です。「公益」の名で基本的人権が損なわれます。そして、原発再稼働を大手を振って押し通そうというのです。
 選挙の結果いかんでは「白紙委任」を取りつけたとでも豪語しかねません。
 ボクはこんな怖〜い開き直りを許してはならないと痛切に思うのです。
 民主党による「政権交代」のみじめな失敗。「第3極」ともてはやされた諸党は粉々に飛び散ってしまったというのが実情でしょう。
 「野党」といっても所詮は「自民党野党支部(浜矩子・同志社大学教授)じゃないか」という声も高まっています。
 国民世論に添って、諸々の政党の言動をみると、消去法ながら結局「共産党以外に堂々とたたかっていく姿はない」という野中広務元自民党幹事長の言にたどりつくのもムリからぬ戦局なのではないでしょうか?
by itya-tyan | 2014-12-05 14:46 | ちょいまち草 | Trackback | Comments(0)
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