大阪市解体構想のこと

 今日のブログはフェイスブックにノートしようか、このブログに書こうか、迷ったのですがこちらからアップすることにしました。

 大阪市解体構想についてです。
 各地の知事選挙を皮切りにいっせい地方選挙が始まりました。
 大阪では前半の府議会・政令市議会(大阪市、堺市)議員選挙(4月12日投票)に続いて、後半に一般市議会・町議会議員選挙(同26日投票)があります。
 それぞれの地域で住民福祉の向上など重要な課題が問われるとともに、日本を海外で戦争する国にしてしまうのかどうか、沖縄の基地をどうするのか、原発再稼働を許すのか、消費税は…、TPPは…等々、安倍氏の暴走をくい止めるかどうかも問われることになるでしょう。
 加えて大阪市では、後半戦投開票翌日の4月27日告示、5月17日投票で「特別区設置」の賛否を問う住民投票が行われます。
 全体を通じて一ヶ月半を越える長丁場の選挙戦というわけです。

 大阪市解体が本質、「都構想」は強弁にすぎない
 橋下市長や維新は盛んに「大阪都構想」などと言いますが、これは全くの強弁にすぎません。
 大阪市のHPにアップされている「特別区設置協定書の要旨」(クリック)を見るとそれが一目瞭然にわかります。現行の大阪市と24区を解体し、5つの区(特別区)に再編成するというわけです。文中に「都」という名称で正式に出てくるのは以下の部分だけです。
 1.都区協議会
 大阪府及び特別区の事務の処理について、大阪府と特別区及び特別区相互の間の連絡調整を図るため、大阪府・特別区協議会(仮称)を設置する。

 なるほど見出しには「都区協議会」とありますが、その実は「大阪府・特別区協議会(仮称)」なのです。ボクは羊頭狗肉とすら言えない詭弁だと思っています。
 仔細に読んでみると、数カ所で「特別区及び大阪府」「大阪府及び特別区」という表現は出てきますが「大阪都」という用語はどこにもありません。
 なお、別表第3-1には職員の移管(イメージ)別表第3-2には特別区の組織体制(イメージ)別表第3-3には大阪府の組織体制(イメージ)(それぞれをクリック)がアップされていますが、これらのどこにも「大阪都」との表現は見あたりません。

投票用紙には◯╳ではなく賛成、反対を明記しましょう
 市選挙管理委員会がアップしている投票用紙は以下のとおりです。
b0142158_14241175.jpg

 大阪市における特別区の設置についての投票という表現には重大な疑問があります。この表記では大阪市がどうなるのかはっきりわかりません。大阪市を廃止し、特別区を設置することについての投票とすべきではないでしょうか。
 ともあれ、これまでの住民投票の多くが◯╳で賛否が問われる例が多かったことから、今回も賛成は◯、反対は╳と思われがちでしたが、選挙管理委員会は賛成、反対がコトバで明記されていないと無効としています。

 大阪市解体、3つのねらい
 大阪市解体のポイントは、論戦を通じて3点に絞られてきました。
1、大阪市も24区もなくしてしまう。
2、権限・財源を「大阪都」に吸い上げ、巨額を大型開発に注ぐ。
3、「一人の指揮官」(知事)でやりたい放題できる体制をつくる。

 議論を複雑にしないで、論点を明確にアピールすることがますます大事な段階に差しかかっていると思えます。
 JCP・OSAKAの最新のQ&Aは5点に絞っていました。分かりやすくて重宝するのではないでしょうか。
 Q1何のための「大阪都」?
 Q2くらしはどうなる?
 Q3大阪が発展する?
 Q4「二重行政」解消でムダがなくなる?
 Q5「特別区」になれば、住民サービスがよくなる?
 ここから訪問できます。(クリック)
by itya-tyan | 2015-03-27 15:43 | ちょいまち草 | Trackback | Comments(0)
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