ヤマ場にさしかかった安保法制=戦争法の行方!

武官独走・制服組の独走!
 解明抜きは国会・国民への侮辱!


b0142158_235620.jpg 河野統幕議長の言動に関する二つの文書が暴露され、安倍首相より先にアメリカ、米軍高官に安保法制=戦争法の「成立時期を約束していた」ことが分かっています。法成立を見越して、実施時期を特定したプランが起案され、予算の段取りまで進んでいることも分かっています。
 制服組による国権の最高機関である国会の冒涜、シビリアンコントロールどこ吹く風、国民への侮辱、米軍奉仕の横暴は明らかです。
 安倍自民・公明は、その河野統幕議長を国会・特別委員会に呼んで事態を解明することすら拒んでいます。
 こんなことで、採決強行なんて許されるのでしょうか?断じてノーです。世論も圧倒的にダメと言っています。

 河野統幕議長に問われる説明責任
 河野統幕議長に問われるべきは「文書があるかないか」ではありません。そのような「発言をしたか、していないか」ということです。
 この設問はまさに諸刃の刃です。発言を「した」といえば立法府である議会も、行政府である政府も脇において「自衛隊幹部」つまり「軍幹部」がアメリカと米軍に約束してしまったことになり、議会審議も、政府答弁も宙に浮いてしまう由々しき事態となります。少なくとも「一旦廃案」の道しかありません。これが議会運営の常道です。
 発言を「していない」といえばどうなるのか?少なくとも「米軍への服従」の誓いは反故、アメリカへの公約違反となり、安倍内閣、自民・公明は路頭に迷うハメに陥ります。それを回避したいというよこしまな態度が「国会に呼ばない」という横柄さに結びついています。

 まかり通る武官外交 
 写真はあるが内容不明!
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 上記の写真は自衛隊幕僚監部のホームページトップの一葉です。
 このホームページを見ていくと、河野氏が統合幕僚監部・幕僚長に就任して以来の派手な「外交活動」のほとんどが分かります。
 
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河野統合幕僚長が着任したのは昨年10月15日のことでした。第5代統合幕僚長、海将に着任したのです。
 以後、このHPには麗々しく河野氏の外交ぶりが紹介されています。もちろん、問題の文書の発端となったアメリカ訪問もアップされています。堂々と!制服組の「軍人」として写真におさまっているではありませんか。
 
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 ですが、そこで話された内容や記録は見あたりません。ところどころに空疎な「コミュニケ」があるだけです。華々しさだけが強調されているとしか言いようがありません。
 これは正に「武官外交」としか言いようのないものです。政府・内閣に先立って軍幹部(自衛隊幕僚幹部幕僚長)が「外交」、なかんずく「軍事」の先導役を果たしていることがはっきりわかります。
 直近の「外交」ぶりを見ると、安保法制=戦争法の成立を見越した行動が見え見えです。
 この写真はこの9月2日のものです。標題には「派遣海賊対処行動指揮官帰国報告」とありました。
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 安保法制=戦争法のまともな議論もそこそこに、河野氏を国会に呼ぶことすらせず、しゃにむに強行採決に持ち込もうとする自民・公明の横暴は断じて許してはならないという思いが募ります。

 ここで取り上げた写真などは以下のページでつぶさに閲覧できます。
 統合幕僚監部の出来事(クリック)

 *それにしても、こんなに世論が巻き起こっているさなかジャーナリズムの世界で活躍する人々、第一線にいる取材者などが、どうしてこんな報道をしてくれなかったのか。苛立たしい思いが募ることを率直に表明しておきます*
by itya-tyan | 2015-09-12 00:10 | ちょいまち草 | Trackback | Comments(0)
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