カテゴリ:大津絵ー戯れ事( 11 )

* 終わりに 大津絵あれこれ *

 何気なく手に取った大津絵だし、順序も坊主めくりのように手当たり次第でした。でも折角だから、もう少し大津絵のことを確認しておきたいと思います。
 大津絵は確かに庶民のものには違いないけれど、由緒あるものだからです。その諧謔、諷刺は愉しく、ボクが川柳もどきにイタズラしてみようと思わせるに充分でした。

 ネットでは、大津絵のことがよく分かる解説が幾つもあります。
 大津絵の店(クリック)もその一つです。
 ここでは、大津絵概説・大津絵略年表・高橋松山略歴・大津絵十種・大津絵の鬼・大津絵と俳句・画題覚え書きが詳述されています。
 大津絵美術館(クリック)では、展示品が紹介されています。
 youtubeの大津絵(7:32)(クリック)には、高橋松山氏が登場しておられ、かなり詳しいことが分かります。

 大津絵節というものがあることは今回初めて知りました。ボクはず〜っと昔、子どもの頃にある種の大人たちが愉しみに聴いたり、唸ったりしているのを見かけたことはありますが、小唄、端唄のことは全く知りません。でも、今でも愛好家はかなりおられるらしく、youtubeにも少なからずアップされていることが分かりました。
 ただ、音源は蓄音機でSPを聴くものがほとんどで聞き取りにくいことは否めません。ここでは一つだけ、小唄 大津絵(クリック)だけを紹介しておきましょう。比較的聞きよい音源だったからです。

 さて、これで「大津絵 戯れ事」はお終いです。如何でしたでしょうか。ボクは大津の街はその昔、庶民文化、東西文化の交差点だったことが分かって、とても収穫だったような気がします。

    鬼奴猿も大津を往き来する

<追記>
 文中「東西文化の交差点」と書きましたが、これは言葉のあやで実際には「東西南北文化の交差点」とするのが正しかったでしょう。
 なぜなら、この地方は浪速、京、江戸への交差点(東西)だけでなく、若狭・備前や伊勢、紀伊をつなぐ交差点(南北)でもあったからです。
 当時の古地図などを見ると、地図の「東西」はかなりリアルですが、「南北」の描き方にはかなり不自然なものがあります。これは当時「南北」についての認識がかなり「あやふや」だったことの反映です。                                  2012.10.02.記
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 この藤娘には諧謔がない。外連味もない。美しい可憐な娘姿だ。「大衆に最も悦ばれた」というのがよく分かる。ある意味、大津絵のナンバーワンだろう。
 平和なり 塗傘お女郎の藤の花
 こう詠んで見たかったが、できるだけ原文を使う試みなので控えることにした。
 
 絵解きに「爛熟した文化」とあるが、さほどの頽廃とは見えない。平和な落ち着いた時代、庶民も愉しめる文化の気配と読みたい。
 この大津絵が元となって長唄「藤娘」ができ、歌舞伎舞踊ができたのだ。
 藤の枝を肩にした娘の踊りは華麗きわまりない。

* 今日は台風が来るというので諸般の予定がキャンセルになりました。で、時間ができたのでこれ幸いと一挙に3枚分をアップしました。 



 
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 判官贔屓にはたまらない正義の味方が弁慶だろう。
 「長刀あしらい」という言葉もある。自由自在に長刀を操って相手を翻弄するということだ。
 維新・維新と騒ぎ立て、目新しい言葉遣いはするが、結局のところ原発OK、消費税増税OK、TPPOK、沖縄基地OK、憲法改悪OK、戦前の体制擁護に通ずるのが徹くんの「維新」なのだということがどんどん分かってきた。
 ここは一つ、弁慶のように長刀あしらいに長けた正義の味方となって、ひと肌脱ごうではないか。
 

 
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 こんな川柳を詠むと、福禄寿や大黒天に申し訳ないような気もするのだが…。「げほう」とくるとこんな風にも詠みたくなる。「げほう」とは「外法」つまり「外道」だ。
 広辞苑をみると「外法頭」は「外法を行うのに用いる異形の髑髏(どくろ)」とあり「上部が大きく下部の小さな頭」が転じて福禄寿のこととなったらしい。
 大黒天は福禄寿と仲が良いのか、おべっかを使っている。
 だが、絵解きにあるとおり「人の寿命と物は両立しがたい」、いずれ破綻するのである。
 さて、公明党の諸君はいつまで自民党の頭を剃り続けるのか。
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 絵解きにあるとおり、提灯のような軽いものを重々しく、釣鐘のような重いものを軽々しく扱う風潮を厳しく嗤ったものだ。
 300年も昔の日本を席捲していた風潮のことなのだが、妙に現世に通ずるではないか…。

 国民にとって切実、重大な課題をまともに取りあげないマスコミの姿は苛立たしい。
 原発、消費税増税、オスプレイ配備、TPP、若者の雇用 etc.
 あなたなら何をあげるだろう?
 
 首相官邸前に集まる多くの人々、オスプレイ配備を拒絶する10万の沖縄集会…、まともに報道しないのはなぜなのか!
 財界やアメリカのご機嫌をうかがう、体制擁護。お先棒担ぎ。腰の抜けたジャーナリズムの昨今には辟易してしまう。
 
 言ってやりたい!
  民の声 釣鐘ほどの 重きもの
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大津絵にしては珍しい程、諷刺や諧謔を感じさせない言葉ですねぇ。
伊達な若衆への讃美と羨望がひそんでいるようです。
眩しいほどの若者のりりしさを詠むといったところでしょうか。
   鷹は飢えても穂をつまず
「若衆」は「ワカシュ」ですが、しゃべり言葉では「お若衆」は「オワカシュ」というより「オワカシ」と聞こえるような気がします。
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さて、今回は「鬼の行水」です。
いきなり「徹くん」と書き出すには少々のためらいもありました。「政治屋」一般を諷刺する詠み方もできるからです。
大阪府知事を経験し、今市長、大阪維新の会をたちあげ、ついには日本維新の会として全国進出をめざす橋下氏に「徹くん」は無いでしょう。が、こちらは68歳、彼は42歳「くん」づけで呼ぶのもご愛嬌かと…。
決め手は「躰を洗って、心を洗わぬ者への諷刺」を彼に献呈することです。

と言うのは、彼が「従軍慰安婦(性奴隷)」にかかわる発言で「強制連行された証拠はない。あるなら出せ」と発言した際に、「性風俗は形を変えてどこにでもある。今もある」と強弁。
ある男性記者に「風俗に行ったこと無いの?無い?」とたたみ込み、「それでも男か!」と言わんばかりの発言をしている場面を見たからです。
「躰を洗って、心を洗わぬ」とはこのことではないでしょうか?

彼には『図説・心理戦で絶対に負けない交渉術』(日本文芸社・2005年刊)という本があるそうです。弁護士時代の橋下氏本人が自分の言論テクニックを披露し、手の内を明かしているのです。
この本の紹介者は「橋下氏の言論のあり方を分析するには、この本が最も役に立ちます」と述べています。

そのさわりが2回に分けてアップされていたので覗いて見ましょう。
1回めは橋下徹の言論テクニックを解剖する(クリック)です。

2回めはそのテクニックを「-ありえない比喩、前言撤回、ふっかけ、涙、脅し、言い訳……」と特徴づけた橋下徹の言論テクニックを解剖する その2(クリック)です。

バカらしくて買ってまで読む気はありませんが、最近某新聞社が「橋下語録」まで発刊されたそうです。
ここではせめて熱心に「教育基本条例」に反対する声をあげ続けておられる堺市の皆さんのウェブサイトから橋下語録に見る教育基本条例の危険性(クリック)を採録しておきましょう。
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昨日、一昨日と某会合で神戸ポートタワーホテルへ行ってきました。
ホテルにはPCが2台置いてあったのでメール閲覧、点検はできたのですが、ブログへのカキコなどは憚られてできませんでした。
それで、丸3日ぶりのアップです。
読み残した新聞記事などに目を通すと、つくづく「政局は無茶苦茶だ!」と痛感します。

自民党は谷垣氏が総裁選への出馬断念に追い込まれ、老醜と若醜が入り乱れてほとんど内紛状態になっている。
民主党も然り。
こちらは自称「泥鰌」氏が安泰のようだが、単一の政党とは言えぬ程に「路線の違い」を強調しあっている。
橋下・維新がついに「日本維新の会」を立ちあげた。
民主や自民からの現職議員引き抜きで「国政政党」の体裁を整え、「維新八策が綱領だ」といきまいているが、消費税増税のこと、沖縄の基地・オスプレイ配備のこと、TPPのこと、安保や憲法改悪の下馴らし等々、どれをとってもきな臭いものばかりだ。
マスコミは「第三極」と持ち上げるが、本質的に「瓢箪鯰」も「泥鰌」も押さえ込んで期待の持てる新しい時代をつくることはできまい。むしろ時代の逆流でさえある。
「しっかとおさえる」のはポーズであり、「猿知恵」でしかないことは早晩明確になるだろう。
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橋下・維新のハシズムにうぞうむぞうがついて行く。
政治家なのに「政治に小細工」をくわえ、「傘の下」に飛び込む。
小泉チャイルド、小沢ガールズ、そして今、橋下ベイビー!
江戸時代に「座頭のふんどし」と茶化された者達と同じではないか!
ボクら一人ひとりの声は小さくとも「わんわん」と吠え続けようではないか!
 * ホントに大津絵は大胆で魅力がありますねぇ!
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賢明な読者諸氏には説明不要だろう!
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