カテゴリ:ちょいまち草( 145 )

 ボクはかねてこのブログを大事にしている。で、誘ってくれる人があってフェイスブックも愛用している。FBにはいろいろな趣向があってそれなりに役立つ。ボクは「ノート」というコーナーに資料的な記録を残すことにしている。今日はこんな「ノート」をしておいた。

 本来ならば安保法制=戦争法議会は崩壊!

 b0142158_21521454.png8月11日、参議院特別委で小池晃議員が重大な暴露をした。
 9月早々には、仁比そうへい議員が重大な暴露をした。
 いずれも自衛隊の独走であり、対米従属の証明ともいえる屈辱的なものであった。
 内閣が法案を完成させる以前に自衛隊幹部と米軍幹部が安保法制=戦争法の成立とその後の展開を盟約していたというのだ。
 自衛隊制服組のクーデターとも言うべき独走、軍を自認する自衛隊の米軍への愚かな従属が丸見えだ。
 議会運営の常識からいえばこんな議案は審議の対象にはできない。
 手続き論の域をこえた暴挙としか言いようがない。
 即時撤回に値する。
 その間の事情を解明することもできぬまま、数を頼んで、何とか強行しようとする安倍首相とその内閣、政権与党である自民・公明は将来にわたって禍根を残し、恥をさらそうとしているとしか言いようがない。
 その間の事情を明白に示す文書2件をノートしておく。

 第一は、小池氏が暴露した文書だ。
 小池議員の質問により提出された防衛省資料(クリック)

 第二は、仁比氏が暴露した文書だ。
 
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 *小池氏の暴露した資料の全文、仁比氏の暴露した資料の全文が出てこないかと、ガマンして待っていたが、出てこないので現時点までに明らかになっている範囲をノートすることにした*
 参議院・特別委で審議真っ最中
 今日は参議院・特別委員会で安保法制=戦争法の審議真っ最中。
 参議院の審議中継にはこんな場面が出ていました。
 中谷防衛相、岸田外相の答弁は、しどろもどろ!
 まともな答弁ができません。
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 その時、安倍総理は…?
 大阪にやってきて、テレビ番組に出ていたのです。 
 読売テレビの番組で、得々と(自慢げに)自説を述べていました。
 語るに落ちるとはこのことではないでしょうか?
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 国権の最高機関である国会をそこそこにして、国政の重要問題を一方的に語るとはあきれたものです。
 ひいては国民をないがしろにしていると批判されても、仕方のない身勝手ぶりではありませんか。

 こんな身勝手を許した与党・国対族はもちろん、スケジュールを担当した関係者は責任を取って、身を引くべきではないでしょうか?

 そして、もちろん…
 横着すぎます安倍総理!
   直ちに退陣してください!


 *大急ぎ、ガラケーで撮ったので見苦しい写真ですが、お許しください*

 上記のカキコをアップした後で、こんなのを見つけたので、拝借してきました。
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  国民の「誤解」を問うより
    閣僚らによる「語壊」を恥ずべきです!


 30日の国会包囲行動、全国行動を受けて、菅官房長官が記者会見。安保デモ「大きな誤解」=菅官房長官との見出しの記事があちこちに掲載されました。
b0142158_2295175.jpg 記事の大要は以下のとおりです。
記者会見する菅義偉官房長官=31日午前、首相官邸
 菅義偉官房長官は31日午前の記者会見で、安全保障関連法案に反対する大規模デモについて「一部の野党やマスコミから戦争法案だとか徴兵制の復活などの宣伝もされ、大きな誤解が生じていることは極めて残念だ。政府として、誤解を解く努力をしっかり行っていきたい」と述べた。同法案に関しては「国民の声に耳を傾けながら、国民の生命と平和な暮らしを守ることは、国としての責務だ」として、成立を急ぐ考えに変わりのないことを強調した。 
                    (2015/08/31-12:13)
 「誤解」だと言うならその「誤解」を解くために全力をあげるのが法案退出者・内閣の務めだろう。そんな努力を安倍首相や中谷防衛相、岸田外務相をはじめ関係閣僚がしているとはとても思えない。
 「手榴弾は(武器ではなく)消耗品」と強弁。自衛艦が「核兵器を輸送することも排除していない」とは何事か。
 鳴り物入りで宣伝した「邦人輸送の米艦防護」について「邦人が乗船しているかどうかは絶対的条件ではない」。「ホルムズ海峡の機雷掃海」に関してもイランの安保政策責任者が封鎖を否定。当初に用いた理由付けは誤魔化しだったと認めざるを得ず、方便の論拠は崩れてしまった。
 統合幕僚監部の内部資料には、米艦防護の「ROE(交戦規定)」策定、「軍軍間の調整所」の設置、法成立を前提とした南スーダンPKO(国連平和維持活動)の行動拡大を明記。軍部独走、クーデターともいうべき深刻な事態が露呈している。
 おかげで参議院特別委員会は77回も審議が中断。その総ては、内閣・閣僚の答弁の行き詰まり、一貫性のない答弁論旨の行き詰まりを示すものだった。彼らの論理の「瓦解」を示している。
 その行き詰まりを国民の「誤解」と切り捨てていいのか。破綻した論理はどうしても償えない。関係大臣の答弁、制服組主導の官僚答弁は瓦解している。素直な眼で見れば明らかだ。
 ローカル紙の努力ぶりと比べると、NHKをはじめ五大紙の報道ぶりには明らかに遜色がある。菅氏が「国民が誤解している」と決めつけているのに「本当に誤解か?」との検証やまつわる取材、報道に欠けている。政府広報の趣きさえある。
 安保法制=戦争法をめぐる質疑・答弁を通じて明らかになったのは、閣僚らの答弁に現れた深刻な「語壊」そのものではないか。翻訳のしようもない「一体化」や「兵站」を巡る造語は「国語」「日本語」としての辻褄さえ疑わせる。国会の場で「語壊」現象が繰り広げられているのだ。
 こんなことを甘受できるだろうか。「君らは誤解している」、「信じて、黙ってついてこい」と言わんばかりの菅氏の言動をどう受け取るべきなのか。
 彼らは明らかに論理的に破綻している。だが、政治的延命の策を探し、講じようとしている。そのために弄ぶ政治的表現には眼をこらさないといけない。間髪を入れぬ批判が必要だろう。
 国民の「誤解」を問うより、
  閣僚たちの「語壊」を恥じよ!
と強調する所以である。
 議会制民主主義を根本から破壊する妄動は
 断じて許せません!


 今朝は朝一番から怒りを禁じ得ません。
 日本共産党の小池晃議員は8月11日に参議院の安保法制特別委員会で自衛隊の内部文書を暴露しました。
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 中谷防衛大臣は「同じ標題の文書は存在する」としながらも、文書の存在、指摘された内容について曖昧な答弁を繰り返した挙げ句、委員会は休憩となり、決着は盆明けの委員会にゆだねられていました。これについての報道(しんぶん赤旗・18日付け)に接したからです。

 大見出しを読むだけでもその顛末と重大性がハッキリわかります。
 大見出し、小見出しを本文を少しずつ引用しながら読んでみます。

    自衛隊統幕監部の内部文書
  防衛省が存在認める 
 防衛省は17日、戦争法案の成立を前提に、自衛隊の詳細な部隊運用計画を記載していた自衛隊統合幕僚監部作成の内部文書が存在することを正式に認めました。

  中谷防衛相の指示受け作成
 (黒江哲郎防衛政策局長…の説明によると)法案の閣議決定翌日である5月15日、中谷氏が法案の自衛隊内部への徹底とともに、今後必要になる事柄について分析・研究するよう指示。これをうけて統幕が文書を作成しました(ただ、「大臣は指示を出したが、文書を見ていない」と弁明)。

  主要幹部のビデオ会議で使用
 文書は、戦争法案が衆院で審議入りした5月26日、自衛隊の主要幹部がそろったビデオ会議で活用されました。陸自の各方面隊、海自の自衛艦隊、空自の航空総隊、各方面隊、南西航空混成団などの主要な部隊の各指揮官が参加したといいます。文書は、全自衛隊規模の意思統一用だったことが判明しました。
 
 この報道に接したボクの意見を以下に述べたいと思います!

 安保法制=戦争法は
  アメリカへの従属国家の総仕上げ

 少し、首相官邸等にアップされている資料などを見ながら現況を考えてみます。
 一般に、今参議院の安保法制特別委員会で審議されている安保法制=戦争法は、昨年7月1日の臨時閣議で決定された「国の存立を全うし,国民を守るための切れ目のない安全保障法制の整備について(決定)」の具体化だとみなされています。
 もちろん、その一面はありますがこの「閣議決定」をテコに急速に具体化した対米従属の様相には異常きわまりないものがあります。

 今年に入っての一連の動きを政府のHPで見ておきます。
 4月27日 新たな「日米防衛協力のための指針」が日米安全保障協議委員会(2+2)で了承されました。
 5月14日 国家安全保障会議及び閣議において、平和安全法制関連2法案を決定しました。
 同じく5月14日 国家安全保障会議及び閣議において、治安出動・海上警備行動等の発令手続の迅速化等に係る決定をしました。
 7月1日 国家安全保障会議及び閣議において、「国の存立を全うし、国民を守るための切れ目のない安全保障法制の整備について」を決定しました。

 この一連の流れを見ると、安保法制=戦争法案の内容を決定づけたのが4月27日の「日米防衛協力のための指針(ガイドライン)」であったことが明白です。
 いわゆる「2+2」の会議における「合意」を待って、5月14日に法案が成文化されたのです。
 しかも、安倍首相はこの会議の直後の28日(日本時間29日)安全保障法制(戦争立法)について、まだ法案を国会に提出してもいないのに「この夏までに成就させます」「この夏までに必ず実現します」と2回も宣言したのです。
 ボクは当時「提出してもいない法案の成立をアメリカの両院議員に約束するとはどういうことでしょう。こんな屈辱的なことはありません」と某紙に投稿しました。
 ボクは安倍内閣の現状はまるで「傀儡(かいらい)政権のようじゃないか」とすら思うのです。

 国会審議をよそに軍事体制整備
  クーデターの謗りは免れません

 今回の安保法制=戦争法が閣議決定されたのは5月14日、国会に提出されたのは15日です。
 その15日に中谷防衛大臣が「自衛隊内部への徹底」、「今後必要になる事柄の分析・研究」を指示していたとすれば、事は重大です。
 衆議院の審議が始まる前から、さらに参議院には正式に議案が回付される以前から「大臣の指示によって」、「法案の成立を前提に」、「軍事的対応の準備」が始まっていたというのです。しかも、自衛隊の主要幹部は、この文書にもとづいて「意思統一」までしていた!
 これはまさに議会制民主主義の根本からの蹂躙(じゅうりん)と言わなければなりません。身の毛のよだつような横暴ぶりです。
 中谷防衛大臣はもとより、安倍首相ら全閣僚は「事態はクーデターに匹敵する」という批判にまともに答えることができるのでしょうか。
 政権与党に属するか、野党に属するかの別はともかく、いやしくも国会議員や政党に所属する人、明確に支持政党をもつ人々は、少なくともこの横暴を徹底的に糾すべき立場にあると思います。
 議会制民主主義の擁護は、党派的立場を超えた国民的課題であるはずです。

 事態の全経過と総ての内容の明確化
  責任の所在を明らかにして欲しい

 国会の動きとして参院特別委での「集中審議」や「統合幕僚長の証人喚問」などが提起され始めていることは当然です。
 国民が知りたいのはなぜこういう事態が起こったのか、これからも起こるのではないかという疑問に誠意をもって回答し、真実を明らかにすることです。
 そのためには、今回の事態に至った全経過、今回の文書の全貌とその意図の明確化が強く求められます。
 それを通じて、自ずから責任の所在も明らかになることでしょう。当然、責任ある者の出所進退も問われるべきでしょう。が、短兵急に出所進退を問うようでは、またしても「トカゲの尻尾切り」に終わる懸念を払拭できません。

 この事態に直面して、ボクなりの結論ですが…

 自衛隊文書の完全なる廃棄 及び
 安保法制=戦争法案の撤回
 安倍内閣の総辞職を求めます!
 

 <1> 衆参両院の審議、結論を待たずに文書化・具体化された本文書は不当と批判される域をはるかに超えています。こんなことが許されるならまさに「自衛隊・軍部の独走」と言わねばなりません。よって、本文書は全経過と文書内容の全公開のうえ、完全なる廃棄を確認すべきです。
 <2> 昨年7月1日に閣議決定された「集団的自衛権行使」は論理的結論の域を超え、「自衛」の名による「戦争参加」へ道を開こうとするものでした。
 その後に具体化された「日米ガイドライン」はいっそうアメリカへの従属を露わにするものでした。今回の安保法制=戦争法はその今日的実践版となり果てています。
 今回の自衛隊文書はどう見ても廃棄せざるを得ませんが、これを廃棄することは即ち、今審議中の安保法制=戦争法案の撤回とならざるを得ません。
 <3> 今回の自衛隊文書には安倍内閣の閣僚が関与しており、幕僚幹部がこれを具体化したものでした。しかも、主要なな自衛隊幹部がこれによって「意思統一」・教育がされています。
 そのすべてについて安倍首相と内閣全体が、明確に責任をとることが必要です。
 昨日、安倍談話についてボクなりの論評をしました。その際、念のため確保した一連の資料です!
 FBのノートにはアップしたのですが、ここにもアップした方がこのブログ単独の読者にも役立つかも知れないので、アップします!
 コメントは加えていません!加えないのが資料の値打ちでしょう!
 資料はクリックでそれぞれのHPの該当部分にとびます!

 安倍首相談話(70年談話)
 安倍談話と日本共産党の立場
 公明党・記者会見
 民主党・記者会見
 社民党
 維新の党
 次世代の党
 
*参考*
 村山談話(50年談話)
 小泉談話(60年談話)
 戦後70年を期する安倍首相談話が発表されました。
 「有識者懇談会」を立ち上げたり、閣議決定するとか、しないとか、与党内部で異論が出たり、アメリカには早くに連絡したが、韓国や中国にはぎりぎりだったとか、なかなか落としどころの決まらない顛末を辿りました。
 ボクは15日早朝から起きて、新聞を隅から隅までどんな内容か、どう評価すべきかと3紙を読みあさりました。行動予定、会議予定があったので昨日にはアップできなかったけれど、FBのノートに一連の資料をノートしておきました。
 ボクなりの感想的意見を記したいのですが、その前にこれをご覧ください!
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 お手軽な言葉のてんこ盛り
 味がぼけてしまったポタージュスープ
 煮詰めれば、「積極的平和主義」のエキスが残る

 朝日新聞夕刊「素粒子」欄の「安倍談話」への寸評です。言い得て妙と共感した人も少なくないでしょう。ボクは勿論その一人です。
 
 ボクの率直な感想を記しておきます。

 第1は、現に総理大臣を務める行政府の長でありながら、自分の言葉が全くないということです。
 談話をどう読んでも「私たちは」とか「日本は」とか「わが国は」という言葉が連なっているだけです。
 一国の総理大臣として、「私が」国民及び国際社会にどんな責任を果たすというのか、全く触れられていません。
 議会では能弁・多弁を誇る安倍氏の巧妙さというほかありません。
 安倍首相は「代理を通じ、自民党総裁として」靖国神社に玉串料(真榊)を奉納するという使い分けもしています。
 姑息な話ではないでしょうか。

 第2は、侵略や植民地支配、果ては戦争について、あからさまなウソと詭弁が用いられていることです。
 その端的な例が「日露戦争は、植民地支配のもとにあった、多くのアジアやアフリカの人々を勇気づけました」というくだりです。
 さすがに朝鮮や「満州」を直接あげるわけにいかず、「アジアやアフリカの人々」と誤魔化したとしても、日露戦争が「人々を勇気づけた」などというのはこじつけ、でっち上げの謗りを免れることはできません。
 この文面の直前に「植民地支配の波は、十九世紀、アジアにも押し寄せました。その危機感が、日本にとって、近代化の原動力となったことは、間違いありません」というくだりがあります。
 幕末から明治初期にかけての東洋各国の「開国・開港」が「植民地支配の危機」であり、それが「近代化の原動力となった」というのは近年、一部の「論者・学者」達が熱心に論じようとしているところです。が、「文明開化」の時代をかくも単純に「植民地支配の危機」と描き出すのも、歴史のねつ造の類というべきでしょう。

 第3に、戦争の原因を「経済のブロック化が紛争の芽を育てた過去」に求め、戦争が自然の成り行き・不可抗力であったかのように描き出しており、「自存自衛」論の隠微な表現となっていることです。
 安倍談話は明確に言っていませんが「経済のブロック化」の結果、「日本は、孤立感を深め、外交的、経済的な行き詰まりを、力の行使によって解決しようと試みました」というくだりには明らかに靖国神社・遊就館のいう「ABCDライン」を念頭においたものと見るべきでしょう。

 第4に、こんなワケですから、過去の侵略や植民地支配への反省もお詫びも、他人事で真剣さの片鱗もありません。そればかりか「もう済んだ。過去のこと」という開き直りの臭いがプンプンと漂っています。
 それが端的に表れているのがこの言葉です。
 日本では、戦後生まれの世代が、今や、人口の八割を超えています。あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません。
 この一語で、村山談話などで触れた「侵略」や「植民地支配」への「お詫び」めいた引用も完全につや消しになってしまいました。

 第5に、今回の安倍談話では現実に起こっている北東アジアをはじめ世界に生起する諸問題になんの解決方向も示すことができませんでした。
 中国や韓国との真の友好のためには侵略と植民地支配、数々の残虐行為にたいする明快な国家的反省が必須です。国際社会の常識は「戦争犯罪に時効はない」ということです。国民に寛容への感謝などと、お説教をたれているだけでは何の解決もできません。
 歴史認識を正しくしなければ嫌中・嫌韓のヘイトスピーチすら解決できません。ましてや従軍慰安婦問題はどうするのか、道筋は全く示されませんでした。
 「唯一の戦争被爆国として、核兵器の不拡散と究極の廃絶を目指し、国際社会でその責任を果たしてまいります」ととなえてみても、なるほどと受けとめてもらえる行動はしたことがありません。

 最後に、いままさに強調したいことを指摘しておきます。
 安保法制=戦争法をめぐって澎湃として国民世論が盛りあがっているにもかかわらず一顧だにせず、平然とその成立を追い求め、この談話にまで「積極的平和主義」などと言いくるめるとは愚劣極まりない!

 本気で平和を誓い、先の戦争を反省するなら直ちに戦争法案は撤回するしかない!

 ボクは象徴制といえども天皇制には疑問・批判を持っています。ただ、現行憲法のもとで象徴天皇制を全面否定する立場ではありません。長い目でことを見つめ、あるべき姿を国民的な目線と論議で再検討する時代の到来を期待し、予測するのみです。
 また、満州事変いらいの戦争の時代を指揮した昭和天皇の戦争責任追及と、平成という時代を過ごしている明仁天皇とを同列において論じることにはムリがあるなぁという「実感」をもっていました。
 ですから、折々に報道される天皇・明仁氏の言動には注目してきました。近年は、特に安倍晋三首相の暴走とは「いささか趣が違うなぁ…」との思いを強くしています。
 そんな時に紹介されたのがこの本です。感想はともかく、ボクのような立場の者は目を通しておくべき本なのだろうと一読しました。
 明仁氏の言動をひとまとまりの流れにおいた記述として参考になりました。
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 あえて感想は述べません。著者の矢部宏治氏とはホンの少し視点の異なるところがあるようにも思いますが、「私たち日本人が誇りにし、何より守りたいと思っている『戦争をしない国』(=平和国家)という基本的な国のかたち。それがなぜいま、安倍政権というたったひとつの政権によって破壊されようとしているのか」、「その大きな疑問を解くために、これまで『平和国家・日本』に関してもっとも深い思索をめぐらしてこられた明仁天皇の言葉を、一度くわしくたどってみたいと思ったのです」という著作の動機にはうなずけるものがあります。

b0142158_23263625.jpgひるがえって、安倍首相はこの8月に出すはずの「首相談話」をめぐって迷走しています。
 キーワードは「侵略」と「植民地支配」という言葉です。村山談話、小泉談話は、かつての戦争を「植民地支配と侵略」と定義し、アジア諸国への「心からのお詫び」という言葉が盛り込まれていました。
 安倍首相はこれを省きたいのですが、首相談話(閣議決定)とすれば国際社会からの孤立は必至です。そこで閣議決定しないで「首相の談話」とする妙案を考えたものの、自民党内の保守系議員の間から、「過去の談話を塗り替えるためには、閣議決定すべきだ」とする声が上がりはじめたというのです。文字通りの迷走です。

 くわえて、安倍首相が歴史認識の転換を行なう内容の70年談話を出した場合、全国戦没者追悼式とは別に、天皇の特別な「戦後70年のお言葉」が発表されるという情報が流れています。
 天皇の学友である橋本氏が終戦記念日の「お言葉」は安倍首相にとって厳しいものになる可能性を指摘したというのです。
 憲法とともに生きてきた陛下ほど、戦争がいかに悲惨で悲劇的かを理解されている方はいない。軍備に頼らず、平和主義で文化国家をつくるというのが昭和天皇から引き継いだ精神であり、試行錯誤しながら象徴天皇として国民とともにある平成の皇室を築いてきた。
 しかし、安倍首相は国際情勢の変化を理由に憲法解釈を変え、米国議会演説で公約した安保法制を無理に成立させようとしている。陛下は口に出せずに苦しんでおられると思います。終戦記念日のお言葉では、現在の日本の繁栄は300万人にのぼる戦争犠牲者の上に築かれているという追悼の思いを前面に出されるのではないでしょうか。


 この“天皇談話”が出された場合、国際社会では安倍談話は格下げ必至です。安倍首相も、まさかこんなところで立ち往生するとは思っても見なかったのではないでしょうか。

 70年談話苦慮の首相…歴史認識・閣議・公明(クリック)
 天皇の終戦記念日のお言葉 首相に対し厳しいものにとご学友(クリック)
 安倍談話と真逆の天皇談話出れば国際的には上位の声明となる(クリック)
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民主党が作成した候補者公募用ポスター。「自虐的」な言葉が並び話題を集めている[拡大写真]

 今朝、ニュースを見ているとこんな写真に出会った。民主党の候補者公募ポスターだという。
 一瞬「ホンモノなのか?」と眼をこすりたくなった。
 記事の本文にはこう書かれている。
民主党、参院選候補確保へ奇策 「自虐ポスター」話題に
共同通信2015年7月25日18時02分 (2015年7月25日18時06分 更新) 
 民主党が来年夏の参院選準備を加速させ始めた。7月からは候補者公募キャンペーン「大補強2015」を開始し、「当選の保証なし。しかも民主党だ」とうたったポスターが「自虐的」と話題を集めている。人材確保に苦しむ中での奇策だが「内閣支持率が下落している今が正念場」(幹部)と、即戦力の獲得に力を入れたい考えだ。
 蓮舫代表代行は25日、仙台市内で取材に「政治の世界を経験したことがない幅広い世代に応募してほしい」と述べた。
 「休みはなくなる」「批判にさらされる」「収入は減る」。ポスターには、あえて刺激的な言葉を並べた。作成したのは、若手議員でつくる「特命人事部」だ。


 もちろん、政党と言えども上質なジョークは許される。だが、愚劣なギャグ、コピーはどうなのか? このコピーを「自虐的」と笑って済まされるのだろうか? 愉快なパラドクスと言えるのだろうか?
 ボクは正直言って「情けないなぁ…」と嘆息せざるを得なかった。
 こんなポスターに引き寄せられて応募する人に「反骨のエキスパート」とか「日本を救う気概がある候補」、「即戦力」をもった人を期待できるとは思えない。
 「逸材公募」とか「特命人事部」だとか、どうやら正気で、幹部達が知恵を絞った結果のポスターらしいから、他人事ながら悲しくなってくる。

 現物はこれです!
民主党、参院選候補確保へ奇策 「自虐ポスター」話題に(クリック)
 今日の「天声人語」にこんなことが書いてある。
 *画像はクリックで拡大できます。適当なサイズに直してお読みください*
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  安保関連法案   
  まだまだ阻止できます☆
とのことだ

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 さっそくそのブログを見に行こう!
 弁護士・黒澤いつきさんのカキコ(クリック)
  目も当てられないこの光景!
   

 衆議院・特別委員会での強行採決は自民・公明政権にとって最高に無様なものだった。
 果たして、安倍内閣の支持率が劇的に降下するなか、衆議院本会議、参議院質疑、委員会審議、参議院本会議、さらに衆議院での再議までの長丁場、踏みこたえられるというのか!
 踏みこたえさせてはならない!
 いっそう大きな輪を広げ続けて行こうではないか! 
 
   戦争への道を歩まないために…!
  若者の未来を奪わないために…!
  憲法・平和を守りぬくために…!


 *当分の間、プロフィールを変更することにしました。
  澤地さんらの呼びかけ、俳人金子兜太氏の揮毫にこたえて…*