カテゴリ:喜怒哀楽をともに…( 470 )

 10月22日は、総選挙の投票日だったが、夕刻から町内会の役員会があった。大雨が降っていて、会議が終わる頃には石川が溢れそうになっていた。ご近所の方が出てきて「避難警報がでている。この辺りは大丈夫か」と不安げに語る。確かに大雨。大水の危険ありと言っても過言ではなかった。
 が、数日経って水は引いたかに見えた。ボクなども金剛、葛城の山並みを撮って「きれいだな〜」などと思っていた。川の水は滔々と流れていい景色だ。
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 だが、流れの裏側では大変なことになっていた。上の写真では流れの一端が単に切れており、段差がある所だとしかわからない。普通に流れているのだと思える。しかし、裏側からとってみると石堤は見るも無残に壊れている。こんなところがあちこちにあるのだろう
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  今日は12月25日だ。改修工事は少し前から始められてはいるが、年内改修は覚束ない!石川・大和川の流域、金剛・葛城・二上に続く山並みのここかしこにこういう所がかなり残されているに違いない!気がかりだ!


 劇団きづがわの公演「愛と死を抱きしめて」を観てきました。 
 ご覧になっていない方にはわかりにくいでしょうが、なぐり書きながら今朝感想文をfaxしました。

 モノローグとエピローグのある三場が休憩もなく一気に上演された。
 その一つひとつの場面に、世相・時代がきっちりと映し出されていた。登場人物の服装、語り口に美事に形象されている。これが演技というものであろう。場面、場面の面白さにひきこまれる。まるで喜劇のような軽妙さではないか。演技者の迫力、たった一つの舞台装置へのライトのあて方で場面の転換を象徴的に形象化する。
 落ちぶれてゆく田舎暮らし。出稼ぎが大勢になりつつある時代。原発に息つく喜び。夫の浮気を抑え込む妻。それとなく女性の立場が強くなりつつある時代を描き出す。
 原子力発電はそんなにありがたいものだったのか。ふわふわとした喜劇は打ち破られる。
 プロローグでおアソビとして登場した科白がそのままエピローグで呪文と化す。山ン姥然とした姿態から、えぐり出される科白。その絶叫は、涙無くしては見られない。
 いい芝居だった。いい演技だった。いい演出だったなどと、一括りの感想では済まされない重い感慨を抱いて帰路につかざるを得なかった。
 劇団きづがわの皆さんに心からの拍手は贈ったものの、拍手では済まされないずしりと重いものを持ち帰った気がする。
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 今日、12月16日の朝日新聞「天声人語」の欄に面白いオアソビが載っていた。
 棋聡天才 連聡棋録 桐走十内 荷労困配 煽々恐々 蟻来迷惑 閉口雨続 危険水威 中央習権 万事虎風 映利多売 便教熱心 悔綱一晩 不答不掘と四文字熟語が並んでいる。
 どれも読みくだし、意味をとるのは難しそうだが、本文を読むとなかなか楽しい!
 世相を楽しみ、笑いとばし、不安も覚え、憤りもする。軽妙洒脱と言えるのではあるまいか?
 以下に全文を引用しておく。

 若き才能の奇想天外とも言える活躍だった。「棋聡天才(きそうてんさい)」の藤井聡太四段が成し遂げた「連聡棋録(れんそうきろく)」に胸が躍った。陸上100メートルで9秒台を出した桐生祥秀選手の「桐走十内(きそうてんない)」の疾走も光った。住友生命が募った年末恒例の創作四字熟語で、今年を振り返る▼伸びる一方のネット通販。その陰で疲弊する現場の叫びが伝わってくる「荷労困配(にろうこんぱい)」の宅配業界である。世の不満が煽(あお)り運転につながっているのか、「煽々恐々(せんせんきょうきょう)」の路上もある▼自然の脅威を感じたのは、船舶からのヒアリの侵入だ。「蟻来迷惑(ありきためいわく)」だが、手をこまねいてはいられない。夏には長雨にたたられた地域があり「閉口雨続(へいこううぞく)」の日々だった。「危険水威(きけんすいい)」のゲリラ豪雨は、すでに日常風景である▼世界ではこわもての指導者が幅をきかせ、礼賛する歌まで街に流れる習近平(シーチンピン)総書記はまさに「中央習権(ちゅうおうしゅうけん)」。馬耳東風ならぬ「万事虎風(ばんじとらふう)」のトランプ大統領の振る舞いに、慣れてしまうのが怖い▼食べ物も観光地も写真でインスタ映えしなければ売り込めないと「映利多売(はえりたばい)」が目立つ。問題すべてがうんこに関連するドリルがヒットし、「便教熱心(べんきょうねっしん)」の子どもが増えたそうな▼熟語の応募は11月初めまで。その後のニュースを小欄が補ってみた。引退した元横綱がいま口を開いて気持ちを述べるなら「悔綱一晩(かいこういちばん)」となるか。首相が「丁寧に説明する」と臨んだ特別国会は、十分な答弁も掘り下げた調査もなく終わった。「不答不掘(ふとうふくつ)」の姿勢を来年も続けるのは、勘弁してほしい。

 FBに熟語だけアップしておきました!

 昨日は和泉市黒鳥公園での阪口喜一郎碑前祭に出かけました。
 突然舞い込んだ「閉会のあいさつ」、予定にあった「ミニ講演」にとりくみました。
 二つのレジメをアップしておきます。
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<第一部の閉会あいさつの要点です>
阪口喜一郎碑前祭にあたって

領置ニ係ル
「聳ゆるマスト」「文学新聞」「消夏快適のユーモア全集」「赤旗」「兵士の友」「反戦情報」」「われらの科学」「大衆の友」「共産党員二天皇裁判官ノ死刑判決迫ル全勤労大衆ハ大衆闘争テ判決ヲ阻止セヨ」ト題スル檄文、「銀行ギヤング事件二関シテ革命的労働者農民二声明ス」ト題スルビラ
「ストライキヲ如何二準備シ如何二戦フヘキカ」ト題スル「リーフレツト」

《第1期〉 1932年2月~4月(第1号~第4号まで
発行責任者  阪口喜一郎(30)海軍予備役2等機関兵曹
投書・配布担当   平原 甚松(26) 海軍予備役I等兵
編集アドバイザー  寺尾 一幹(26) 党呉地区オルグ
ガリ切り担当    林 寿恵子(23) 寺尾の婚約者
軍隊内配布協力者 稲垣  宏(28) 北田 健二(29) 本村 荘重(25) 佐藤  彊(21)  
発行部数 第1号 約30部〜第4号 約100部 <第6号 約150部>

高良留美子「詩」
 「わたしたちは言わなければいけなかった、きょうだいを殺しに行ってはいけないと」
 「わたしたちは言ってはいけなかった、お国のために立派にたたかってきて下さいなどと」
「聳ゆるマスト」に連なる人びとは言うべきことを言い、言わざるべきことは言わなかった!

編集、発行、配布にかかわる青年たちの群像の象徴として阪口喜一郎を顕彰するという意義

この闘いを受け継ぎ、発展させる決意を固めることこそ、今日に生きるものの責任!
▼安倍首相は憲法70周年の5月3日「2020年までに憲法を改悪し、自衛隊を明文で書き込む」と明言しました。これは特定秘密保護法の制定(2014年12月)、集団的自衛権行使の閣議決定(2014年7月)、安保法制・戦争法の強行(2016年3月施行)、南スーダンへの自衛隊派遣(2016年12月)、「戦闘」を武力衝突とごまかす「日報問題」に続く一連の戦争体制の総仕上げ
▼ヘイトスピーチがはびこり、マスコミ、マスメディアの右傾化が取りざたされる今こそ

「聳ゆるマスト」が掲げた精神は今も受け継がれている
 *自衛隊員の母 平和子さんの闘い
 *「自衛隊員とご家族のみなさんへ」とのリーフレット

「しんぶん赤旗」日刊紙や日曜版、私たちが作成する機関紙やフライヤーの一つ一つを大切に!
 広範な市民との共同、野党の共闘の本格的前進をめざすことこそ、「聳ゆるマスト」の精神、阪口喜一郎の思想と行動を顕彰し、継承・発展させる道だ!

<ミニ講演の要点です>
阪口喜一郎碑前祭にあたって

▼治安維持法国賠同盟50周年記念DVD「種まく人びと」について 普及にご協力を!
 http://www.veoh.com/watch/v125095973dhDEaegb
 *エピソード:西川治郎さん。同氏は2015年12月7日106歳9ヶ月でご逝去。大阪の同盟員だった。
 大阪商大事件の顛末を語っている林直道さんは大阪の顧問であり、
 同事件の一ノ瀬秀文さんもご健在。
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 再々引用される映画「武器なき戦い」は当時の大阪市交通局労組青年部の働きかけで、監督山本薩夫氏がメガホンをとることになったもの。当時の青年部長は宮崎守正氏だった。
 全国初の「青年交流集会」が開かれた奈良県の「奈良監獄」跡は重要文化財に指定され、今後の運営が注目されている。

▼阪口喜一郎にまつわることは「呉戦災を記録する会」のHPに詳しい
  http://kure-sensai.net/index.htm
 阪口喜一郎は、1902年大阪府泉北郡伯太村大字黒鳥(現和泉市黒鳥町)に生まれ、志願して呉海兵団に入団後、プロレタリア文学や社会科学に接する中で、治安維持法容疑で憲兵隊に逮捕、海軍を追放される。喜一郎は仲間とともに、呉海軍内で反戦・平和の活動を開始。機関紙「聳ゆるマスト」を6号まで発刊して、憲兵らの厳しい監視下の中で現役水兵らに配布。水兵ら下士官の要求を取り上げ、侵略戦争に反対する呼びかけた。東京で治安維持法容疑で逮捕され、未決のまま1933年12月、広島刑務所で享年31歳で獄死。

▼「安賀君子 炎の生涯とその群像」にみる泉州
*著者 戸松喜藏:戦後第28回(58年・49歳)〜第32回(69年61歳)まで総選挙に出馬、第33回で荒木宏氏トップ当選に道を開く。①全協日本交通本部常任委員として活動中33年1月検挙、投獄、②阪口喜一郎顕彰碑建立、③安賀君子のことを書き残す、④地元堺支部の組織化とその発展に献身(同盟府本部会長武田大蔵氏による)。32年8月の全協中央委員会に参加、「天皇制打倒」のスローガンに賛成。
*安賀君子(1906〜43):元耳原病院院長・元堺市長候補安賀昇氏の叔母。'43年4月宮津刑務所で獄死(36歳)。影響を与えた兄秀三(昇氏の父)は東京帝大出身で大山郁夫労農党委員長の秘書。
*「炎の生涯とその群像」にみる泉州の労働運動
岸和田紡績争議:寺田財閥による横暴との闘い。女性の役割。朝鮮人労働者との連帯。デモ隊への協力・応援に農民組合、泉州労働組合、全協系金属、大阪・堺の自由労働者、港湾関係等。その他の争議、22年岸和田紡績本社9回、朝鮮人労働者単独2回、計11回。23年春木工場3回、野村工場5回、和泉紡績13回、寺田紡績2回、計23回。24年泉南3紡績(本社、春木、野村)で8回。29年春木工場3回など。
*全協と泉州労働者組合:泉州労組は「全協支持」を決定。和泉紡績、岸和田紡績、泉州織物、中川別珍、地域代表などから13名の役員。
*岡映との接触:貝塚・清児の田中洗工場文学活動を手始めに全協繊維の組織をつくっていた。

なかなか有意義な1日でした。

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 今日は12月4日。とても寒くなりました。冷え冷えとしています。
 なのに、わが家の軒先に「斑入りハコネウツギ」の花が咲いています。
 何気なく植えたものですが、春先や、初夏に花が咲き始め、なんという花だろうかとあちこち調べまわって、ようやく「斑入りハコネウツギ」だろうと特定できました。
 ウツギ、またの名は「卯の花」。当然、初夏の花に違いありません。大事にしているとぐんぐん伸びて塀の外からも見えるほどになっています。
 が、どうしたことか、冬になっても咲き続けています。
 風情はありますが、「ウツギって冬でも咲くの?」
 不思議な気持ちで日々鑑賞し、とうとう今日は写真に撮り、アップしてみました。
 もし、間違っているのなら、ホントの名前をお知らせください。
 それまでは「斑入りハコネウツギ」だと信じつつ、大事にします。
< さらに探してみると… >
 どうやら「狂い咲き」とか「2度咲き」「3度咲き」ということもあるらしく、それらしいことをブログにアップされている方がおられました。

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 ボクの知人にすごい人がいる。毎日のようにホワイトボードに折々の警句や詩を描いて、道行く人に見てもらっている。FBには刻々とそれがアップされている。「本にすれば…」とすすめるが、「毎日消しているからムリ」とのたまうのだが、FBのコピーからでも本にはできるのではないかなぁ…?で、昨日にはこの歌「しあわせのうた」がアップされていた。NHKの「みんなのうた」で放映されていたらしい。
 探してみると、榊原郁恵さんが動画付きで4番まで、芹洋子さんが静止画像だが5番まで歌っているのが見つかった。
   ▼ こちらが榊原郁恵さんの歌です(クリックしてください)
 ▼ こちらが芹洋子さんの歌です(クリックしてください)
 歌詞の全体は以下のようだ。知らなかった歌だし、気に入ったのでアップした次第!

 しあわせのうた      【作詞】木下 龍太郎 【作曲】髙井 達雄

東に住む人は しあわせ
生れたばかりの 太陽を
一番先に
見つけることが 出来るから

北に住む人は しあわせ
春を迎える よろこびを
誰より強く
感じることが 出来るから

南に住む人は しあわせ
いつでも花の 首かざり
愛する人に
捧げることが 出来るから

西に住む人は しあわせ
いつも終わりに 太陽を
明日の空へ
見送ることが 出来るから

生きていることは しあわせ
悲しいときも あるけれど
未来をいつも
夢みることが 出来るから

未来をいつも
夢みることが 出来るから

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 11月19日、とても冷たい日でした。それだけに金剛山や葛城山、二上山が雲に映えてとてもきれいでした。で、珍しく撮ってみようという気になりました。残念ながら広角ではないので二上までは入りませんでしたが、なんとか撮れたのでトリミングしてみました。PCのデスクトップにもしばらくこれで…と思っています。
 つけても思い出されるのがこの詩です。山村暮鳥の詩集『雲』に掲載されている詩。雲についての詩が三つ連続してあり、その二番目に「おなじく」という題で「おうい雲よ」という呼びかけではじまる詩が掲載されています。

           

         丘の上で
         としよりと
         こどもと
         うっとりと雲を
         ながめている

           おなじく

         おうい雲よ
         ゆうゆうと
         馬鹿にのんきそうじゃないか
         どこまでゆくんだ
         ずっと磐城平の方までゆくんか

           ある時

         雲もまた自分のようだ
         自分のように
         すっかり途方にくれているのだ
         あまりにあまりにひろすぎる
         涯のない蒼空なので
         おう老子よ
         こんなときだ
         にこにことして
         ひょっこりとでてきませんか

 この詩をよんでいると、ちょっとイタズラをしてみたくなりました!
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 お隣の庭の花。「きれいですね!」と声をかけると早速切り花にして持ってきてくださった。
 活けてみると庭にあるときと趣がちがって豪華に見える。
 が、名前がわからない。
 妻君が「アメジストなんとか…」というので、「アメジスト 秋の花 紫」で画像検索するとたくさん出てきた。間違いない。
 「アメジストセージ」だった。またの名を「サルビアレウカンサ」というそうだ。
 和名はないようで、そのまま「アメジストセージ」「サルビアレウカンサ」とある。
 花言葉は、家族愛、家族的、素朴とある。別のところからは「炎のような情熱」というのも出てきた。
 まだ、タブレットがうまく使えないので、イストグラムとは連携できず、メールでこちらに送ってアップした。なかなか使いこなすのは難しい。
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 先ほど、内田樹氏の一文を読んだ!感ずるところあり!
*結論はともかく、その論だてを理解することが大事だと痛感。で、全文をシェアすることにした。深刻な事態を打開するために…!危機感を持って…!*
 

 読みそこなっていた「新婦人しんぶん」10月26日号。読者と文芸欄「あなたも詩」、小森香子選の欄に掲載されている3つの詩を読んでみた。
 特にふたつ目の「秘密と祈り」が目をひいた。戦後の幼少時代にはよく似た話が少なくなかった。小学校時代、少し複雑な家族関係にいたらしい数人のことを思い出す…。Mくん、Uさん、Yさん…。家計は恵まれているようだったが、時々、子どもには似合わない陰のある顔つきになることがあった。ボクらだって、いつどうなっていたか、わからない…!思わず、涙腺がゆるむ。
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