<   2008年 12月 ( 7 )   > この月の画像一覧

娘が帰省するときは、クルマで送り迎えをしなければなりません。
モカがいるからです。乗り物に弱く、酔うのです。
迎えに行くときに、☎をしておきます。
すると、酔い止めを飲ませてもらって、安泰というわけです。

b0142158_124697.jpg

☆ 疲れたら 
  しっかり休む
  そして 少〜し!
  遊んでみる 
   ── それがいい!

☆ ボクらは──
  ようやく
  人生の遊び時間 !
     大事にすごそうよ

                        m(__)m
 年度間の収支や世代間の負担を調整

 「一時借入金」は一会計年度内の現金不足を補うための一時的な借入金であり、会計年度をこえる借り入れ、いわば「長期借入金」にあたるのが「地方債」です。
 地方自治法には「予算の定めるところにより、地方債を起こすこと(起債)ができ」、「起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還(返済)の方法を定めなければならない」とあります。
 地方債の基本は「地方財政法」に定められています。その大前提は「地方公共団体の歳出は、地方債以外の歳入をもって、その財源としなければならない」ということです。しかし、取り扱われる事務・事業の中には財政上の収入、支出の年度間調整や住民負担の世代間の公平を確保する調整が必要な事業もあります。また、どうしても一般財源の補完が必要である場合や国の経済政策との調整が必要なこともあります。
 そこで、以下のような事業に限って起債を起こせることになっています。交通・ガス・水道事業の経費。出資金及び貸付金。地方債の借換え。災害応急・災害復旧・災害援助の事業。学校その他の文教施設・保育所その他の厚生施設・消防施設・道路・河川・港湾その他の土木施設等の公共又は公用施設の建設事業。公共用もしくは公用に供する土地又はその代替地として購入する土地の購入費。
 この他に特例として「辺地債」、「過疎対策事業債」、「臨時財政対策債」、「退職手当債」があります。
 「臨時財政対策債」は、国の「地方交付税特別会計」の財源が不足した場合、地方への交付額を減らし、その穴埋めに「地方債」を発行させる制度で、償還に要する費用は後年度に地方交付税で「措置」する建前です。これはもともと景気・消費の変動によって地方交付税の原資が大きく変動し、交付税総額が短期間に大きく減少する可能性がある場合に、国が国債を発行して「交付税特別会計」の資金を借り入れ、補填してきたものです。制度の変更によって国債の発行は抑制されましたが、地方債残高は急増しました。
 「退職手当債」は「団塊の世代」の大量退職による資金繰りのため、06年度から15年度までの特別措置で、職員数の現況・将来の見通しを定めた「計画」の作成が義務づけられる「許可制」の起債です。
 多岐にわたる「予算の内容」

 「予算」という場合、一般的には一会計年度内の「一切の収入及び支出」を示す「歳入歳出予算」と考えられがちです。しかし、これは狭義の意味での「予算」であって、年度を越えて取り組まれる事務・事業の全体像がわかるようにするため、地方自治法ではもう少し広い意味を持たせた「予算の内容」(第215条)が定められています。その内容を紹介しましょう。
 「継続費」…その(事務・事業の)履行に数年度(2年以上)を要するものについて、その経費の総額及び年割額を定め、数年度にわたって支出することができるという規定。
 「繰越明許費」…その性質上又は予算成立後の事由に基づき年度内に終わらない(事務・事業に係る支出が完了しない)見込みのあるものについては、翌年度に(限り)繰り越して使用することができるという規定。
 「債務負担行為」…条文には「債務を負担する行為をするには、予算で債務負担行為として定めておかなければならない」とあるだけです。広辞苑で「債務」をひくと「他人に対して一定の給付(行為)をなすべき義務」とあります。たとえば「土地開発公社」です。この公社は「公有地の拡大の推進に関する法律」に基づいて「公有地等となるべき土地の取得及び管理を行う」ことを「目的」として当該自治体が設立する法人です。この「公社」がそれぞれの自治体の計画などに沿って「先行取得」した物件を、将来その自治体が買い取る約束をするのが債務負担行為です。これは63年の地方自治法改正までは「予算外義務負担」と称されていました。歳出予算が「支払い負担」と言われることから、こちらを「債務負担」と称することになったのでしょう。
 このほか、「地方債」、「一時借入金」、「歳出予算の各項の経費の金額の流用」など、あわせて七つの事項全体が法的にいう「予算」であり、予算書では「歳入歳出予算」とともにそれぞれの項目が区分して掲載されます。議会の審議では「当初予算」はこれらが一括して審議・議決されますが、年度途中で「予算の内容」に追加・変更がある場合、その一項目だけ(たとえば債務負担行為だけ)が議案となる場合でも「補正予算」として提案・審議されます。 
 基本は一般会計と特別会計

 地方自治法第209条は「普通地方公共団体の会計は、一般会計及び特別会計とする」と定め、同条2項で「特別会計」は、普通地方公共団体が「特定の事業を行なう場合」、「その他特定の歳入をもつて特定の歳出に充て、一般の歳入歳出と区分して経理する必要がある場合」、「条例でこれを設置することができる」としています。つまり、条例で定められた「特別会計」以外の事務・事業はすべて「一般会計」に計上し、執行しなければならないのです。言いかえれば、一般会計は地方自治体が取り扱う事務・事業の大部分が処理される「中心的な会計」と言えるでしょう。
 「特別会計」には概ね共通の会計と、市町村固有の事情による会計が混在しています。共通するものとしては市町村では、国民健康保険事業や介護保険事業などがあります。一方、「府営印刷所」、「関空関連」、「箕面北部丘陵整備」(以上、大阪府)」、「自動車運送(高槻市)、「宅地造成(泉佐野市)」、「と畜場(羽曳野市・貝塚市)」、「索道(ロープウェイ・千早赤阪村)」など、独自色の強い特別会計もあります。
 上水道や下水道事業、病院事業なども特別会計の一つに数えられますが、地方公営企業法の規定をうけ、「独立採算制」を「原則」とされるため、「企業会計」として別個に扱われることも多いようです。
 大阪市の「特別会計条例」を見ると、20の「特別会計」が並列・列挙されていますが、決算上は「食肉市場会計」など11会計が「政令等特別会計」、市民病院や下水道事業など4会計が「準公営企業会計」、自動車運送事業や高速鉄道事業など4会計が「公営企業会計」に分類されています。
 企業会計では、一般会計の予算・決算書とよく似た「説明書」もつけられますが、基本は一般の企業と同じく「損益計算書」や「貸借対照表」を中心にした「財務諸表」で明示されます。
 近年、赤字の累積等が大問題となってきた自治体の出資する特別法人や株式会社(第三セクター)の多くは、この一般会計や特別会計という自治体財政の基本的な枠組の外におかれ、議会や住民のチェックを遠ざける不透明な由々しき存在だったのです。
 歳入・歳出の締めくくり 

 国でも地方でも来年度の予算編成作業が始まっています。その流れは概ね、首長から各部局への予算編成方針の提示、担当部課からの予算要求書提出、財政部局での査定、復活折衝、庁議などによる再査定、首長への復活折衝、最終調整、予算書(案)の作成、議会への提案と審議・議決(2〜3月議会)という段階を経て4月以降、順次執行に移されます。
 秋から初冬にかけて、住民要求などを反映した予算要望書が提出されるのは、行政サイドのこのような動きを勘案したものです。また、12月議会での「質問」などでは、予算編成の方針や動向を念頭においた質問・論戦も重要になります。
 そこで、地方自治法を中心に地方財政の仕組みや用語などについて順を追って検討していきましょう。地方自治法は第9章「財務」の項で地方財政運営の基本を定めています。
  第1節は会計年度と会計の区分です。会計年度というのは一定の期間を定め、その間の一切の収入(歳入)、一切の支出(歳出)を明示するもので、日本では当年の4月1日から翌年の3月末日までとされています。一見自明のようですが、会計年度の始まりと終わりは世界共通ではありません。外国では暦年と同じ1〜12月が最も多く(ドイツ、フランス、イタリアなど)、アメリカは97年度までは7月開始でしたが今は10月〜9月となり、日本と同じ4月〜3月末はイギリス、カナダなどだということです。その設定には各国それぞれの興味深い事情が反映しているようです。
  この一会計年度を「単年度」といい、各会計年度に独立して歳入・歳出を締めくくらなければなりません。これを「単年度予算主義」、「会計年度独立の原則」などと言われます。前年度に繰り上げて使ったり(繰上充用)、翌年度に繰り越して使ったりする場合には厳格な手順(繰越明許)を踏まなければなりません。もちろん、各年度の歳入・歳出はすべて予算(決算)に計上しなければならず、予算に計上されない公金の取り扱いは一切認められません。この原則を「総計予算主義」と言います。大阪市で繰り返し問題になった「裏金問題」は、こうした財政運営のイロハを逸脱し、システムの崩壊を招く重要なものであるわけです。
 昨夕、退勤の帰路、電車を降りていつものように家へ電話をかけようとケータイを取り出しながら、ふと西の空を眺めると明るい星が二つ斜めにならんでいる。その下には三日月が…。可愛い目とおちょぼ口が三角形を結んでいる。濃紺の夜空に金色の三角形…。絵本でも眺めているような愉しい光景だ。電話口に出た連れあいに「ちょっと外に出てみぃ。綺麗やで!」と声をかける。「どこ?どこ?見にでる!そこまでに迎えに行く!」と慌て気味の声がする。
 帰路を急ぎながら「あの星は何と言うんだろう!一つは宵の明星かな?Kちゃんに聞いてみよう」と思う。彼は星が好きで、ちょっと詳しい。ケータイに出てきたKちゃんは「今、家でG君と呑んでる」という。「ちょっと出れるか?あの星何と言うんかなぁ?」。「待って、待って、外に出る」。「どこや?どこや?」。「西、西!西の空!」。「あっ!ほんとや!きれいなぁ!」。「あの星、何や?何でこうなってるンや?」。「わからん!偶然やろ」。道路の向こうにKちゃん、G君が出てきて、夜空を見上げている。二人の黒い影…。足を停めずに手を振ると、気がついたらしい。二人も手を振っている。
 橋の手前で連れあいに会う。「きれい!きれい!」を連発しながら、欄干にもたれ、歩を停める。川面に逆さまになった星と月の三角形がきらきら耀いている。「そうや!S子ちゃんに電話したろ!ケータイ貸して…」。ケータイにかけるも出ない。「家に掛けよ!」。「もしもし、お月さんと星がきれいで、ちょっと裏から顔だしてみぃ!」。S子ちゃんの家は川に沿っているから、ここから見るのとは違う深い風情があるだろう。家の方を見ていると、パッと灯りがついて、人が出てくる。しばらく眺めてから、こちらを振り返っている。手を振る。向こうからも手を振り返す。娘さんらしい。
 家に着いた途端、電話が鳴る。Kちゃんだ。「わかったで、下が木星。上が金星や!」。「ふーん!やっぱりよう知ってるなぁ」。
 連れあいが「そうや!お隣さんに教えたろぅ!」と飛び出して行く。何事かと顔を出した奥さん「わぁきれい!童話みたい!お父ちゃんも呼んでこぅ!」。食事中だったらしいご主人が、これまた何事だ!と、口をもぐもぐさせながら出てこられる。
 何か、得をしたような気分。二人だけなのだが、食事は感動的な夜空の話で盛り上がっていた。月と星。ほんの少しの時間で位置は大きく変わるはずだ。「どうなってるんやろぅ?」。外に出てみると、つい先ほどまでメルヘンチックにかがやいていた、きらきらした二つの目、おちょぼ口の三角形は既に沈んでいた。空が動いたのか。地球が動いたのか。空も地球も動いているのか。金星と木星がこんなにも至近に見える夜、三日月までが絡む夜があるのか!
 見つけた自分は本当にロマンチストだなぁ!口には出さなかったが、内心はとても充実していた。ボクは目が悪いから、本当に夜空を愉しむ機会は多くはなかった。だから、見えるときは目をこらして見る。その甲斐のある一夜だった。
 今朝、新聞を見ると「朝日」にも「赤旗」にもその一夜の写真が掲載されている。「そうか!新聞に載せるほど価値のある場面を見ていたのか!」。Kちゃんから電話。「夕べ、金星と木星の位置を反対に説明した!」。
 いいんだよ!暗澹となるほど悲しい事件が続き、辟易するほど苛立たしい政局が続く、そんな日々の憂さを晴らしてくれた星や月…。宇宙を眺めるロマン!地上に生きるロマン!そんなありがたさを感得できた一夜だったのだから…。      〆