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先日、桃ちゃんから手紙とチョコが届いた。
桃ちゃんは小学1年生。
可愛くて、しっかりした娘さんだ。
ちょっと遅くなったが、お礼の手紙を書いた。
桃ちゃんに届く前に、ここにアップしてしまう
(クリックで拡大できます。手頃な大きさにしてお読み下さい)
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 沖縄タイムスが菅首相について「『鳩山の失敗』に身震いした菅直人首相は、米国にも官僚にも逆らわず政権を長続きさせるという道を選んだ。政権交代時に掲げた理念の大幅な後退である」と明確に指摘している。

この記事(クリック)をお読みください。

 言い得て妙だと思いませんか? この言葉…!
「新聞記者は政府の飼犬に似たり」
新聞社の「政治部」は「『政界部』に直した方がいい」


 ポイントは「米国にはっきりモノが言えるかどうか」だろう。
 国会では野党が「参考人招致」で一致していると報道するが、ポイントを外さず追及できるのはどの党か…?衆人環視の目の前ではっきりさせてもらいたいものだ。
逃げるな!民主党!
鳩山氏が首相在任中に沖縄の米軍基地を「抑止力」と発言したのは「方便だった」と釈明、陳謝したという。
県民、国民を馬鹿にした話だ。
民主党政権も、アメリカには毫もものの言えない政党だと告白したようなものだ。
だが、政局・政争がらみの報道は蔓延しているが、元の記事そのものをきちんと紹介されているわけではない。
で、元記事「沖縄タイムス」を探ってみた(赤字をクリック!無期限にアップされているかどうかは定かでないが…)。

ひるがえって、当時のマスコミをはじめ、多くの論者が「抑止力論」を擁護、ないしはそのスタンスに立っていた。これに厳しい批判の論陣を張っていた人たち、政党こそ評価されなければならない。
自民党などは「参考人招致」だと騒ぎ立てているようだが、「抑止力なのだ」と再確認させようというのなら、噴飯ものではないか?

昨年、こんな文章を書いたことを思い出した。
わが家の前の小さな用水にゴイサギがやってくるようになった。
どうやら、先日石川の河原に乱雑にのびていた樹を切り倒したため、行き所を失ったようだ。
ちょっとした林のようになっていたから、近隣の人たちが不安を覚えたためだったが…。
ほんの少しのことで野鳥の生態が変わる…!
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こちらは以前からほぼ定時にやってきて、定時に去っていく。
もうテリトリーを確立しているようだ。
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鳥たちのテリトリーはかなり厳密だ。
カメラをぶら下げて近づいて行くと、必ず一定の距離が空くようにそっと移動する。
近づきすぎると羽ばたいて去って行く。
 相撲界が大揺れだ。「八百長」がかなり明確な形で暴露されたからだ。こんな形で暴露されたのも、相撲協会が認めたのも初めてだ。これでは、到底プロスポーツとは言えない。
 タニマチ衆や相撲茶屋が幅をきかせ、時に暴力団との関わりまで取り沙汰されてきた前近代的な相撲界の旧弊にその真因があると思う。力士の生活、人権がないがしろにされてきたことへの裏返しの証明でもあろう。プロレスの「興行」と何ら変わるところがない。
 ボクは相撲の熱心なファンというわけではないが、大鵬をはじめ幾人かの力士の高い識見には注目も、期待もしてきた。この機会に本格的な大改革に臨めるのかどうか、注目し続けたい。
 
 ところで「八百長」という言葉である。わざと負ける「なれあい勝負」の意味であることは先刻承知のことだ。が、その語源について、ボクは長く「八百屋の長兵衛」に由来すると思ってきた。手持ちの広辞苑や国語辞典、マイペディアなどでもそう書いてある。
 ところが今朝、ある新聞の「コラム」に「八百屋の根本長造という人にちなむ」とあった。
 「おや?間違いでは…?」と思った。いろいろ調べるが大半は「長兵衛」と解説。僅かに「一説には長造」というものがあった。しかし、その由縁はわからない。新聞のコラムに紹介されているのだから何かはっきりとした根拠があるはずだ…。
 で、ネットで「八百長 根本長造」を検索してみる…。
 あるではないか!
 博学、造詣の深さをもって知られる礒田道史氏の著作だ(同氏の手になる映画「武士の家計簿」が大きな反響を呼んだばかり)。
 「八百長」という言葉の由来が簡便に紹介されていて「なるほど…」と興味深く読んだ。
 「江戸の備忘録」(クリック)という本である。
 早速、この一冊を購入するつもりだ。
 昨夜、「農の心がわかる農政、生産者と心かよう消費者でありたい」との思いを書いた。
 TPP参加への動きを見ていると、暗澹たる思いがしてくる。
 TPPとは何か?
 一般にはTrans-Pacific Partnershipの略で「環太平洋パートナーシップ協定」、「環太平洋連携協定」のことだという。
 だが、政府の公式資料ではTrans-Pacific Strategic Economic Partnership Agreementと書いている。つまり「戦略的(Strategic)」な「経済上の(Economic)」「協定(Agreement)」であり、字義通りに訳せば「環太平洋戦略的経済連携協定」ということになる。堅苦しくいえば「TPSEPA」とでも言うべきモノだ。
 この戦略的で経済上の協定であるところがミソだ。これに参加するとどうなるのか?
 政府として確認している農水省の試算による影響の大きさを確認ただきたい。
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 菅総理は「平成の開国」と大見得をきったが、ある著名なアナリストは「これでは壊国だ」と喝破した。
 そもそも、日本の食料自給率は下がり続けてきた。ボクが農村活動に従事していた60年代後半から70年代初頭には70%を切るかどうかが問題になっていた。
 それが今や40%だという。欧米諸国と比べても相当に低い。
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 その自給率が現在の40%からさらに14%にまで下がるというのだ。
 しかも、生産減・毎年4兆1千億円、多面的機能の損失3兆7千億円、さらにGDPの減少7兆9千億円、就業機会の減少340万人などが農業及び関連産業に波及するとある。
 まさに、壊滅的打撃を被ることは必至ではないだろうか?

 ひるがえって、政府には食料・農業・農村基本計画というものがある。
 「食料・農業・農村基本法に基づき、食料・農業・農村に関し、政府が中長期的に取り組むべき 方針を定めたものであり、情勢変化等を踏まえ、概ね5年ごとに変更することとされています。平成21年1月27日から、食料・農業・ 農村政策審議会及びその下に設けられた企画部会において基本計画の見直しの検討を行い、平成22年3月29日の食料・農業・ 農村政策審議会で新たな食料・農業・農村基本計画が答申され、平成22年3月30日に閣議決定されました」と説明している。
 もちろん今も有効な計画だ。つまり、国民への約束とも言える。
 この計画の中に
 * 平成32年度の食料自給率目標は、国際情勢、農業・農村の状況、課題克服のための関係者の最大限の努力を前提として、供給熱量ベースで50%(生産額ベースで70%)まで引き上げます。
 というくだりがある。
 画像はアップしないがお読みいただきたい(クリック)。
 菅総理は先行する閣議決定を覆してまでTPPに参加すると言うのか。
 テレビで見ていたが「TPP参加と自給率50%は両立するのか?」と問われて総理はしどろもどろだった。あたりまえのことだろう。
 
 ところで、こうした事態を踏まえて、今全国の農業団体や漁業団体、消費者団体、労働組合などが澎湃として反対運動に立ち上がっている。地方議会での意見書決議も相次いでいる。
 にもかかわらず、マスメディアはまともに報道しない。朝日や読売はこれを3点セットの一つにくわえ、菅総理に執行をせまり、引き替えに菅内閣を「応援する」というのだ。
 これも読者、視聴者、国民への背信だと指摘されてもいいわけできないだろう。
ボクは若い頃、短い期間だが農村活動に従事していたことがある。
当時、「米の二重価格制廃止」や「農産物の輸入自由化」が問題となり、「農政ではなく、ノー政だ!」と言われ、「亡国農政!」とまで言われていた。
先日、住宅地であるわが家の近辺にイノシシ出てきて知人がケガをした。
当地の岡田議員はブログで「オレンジの輸入自由化でミカンがダメになり、畑が荒れてイノシシが増えた」と書いていた。
このうえTPP参加となればどういうことになるのか…?
と、いうことを書く前に、ご覧頂きたいものがある。
* チラシはクリック頂くと読みやすくなります。
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⇧は、大阪から信州に移って平飼いで鶏を飼い、玉子を送ってくれる若い夫婦からの便りだ。
鳥インフル蔓延の不安に苛まれながら「渡り鳥に来ないでとも言えず、空の自由はどうにもできないな」という言葉にグッとくる。

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⇧は、常陸野産直センターの生産者から…。
異常気象に悩まされつつ育てたネギ…!
「頑張って成長してくれた愛しいネギたちです」とおっしゃる。

こうした生産者のみなさんのご苦労が実る農政こそ望まれるのではないか…。
生産者の心がわかる農政、心が通う消費者でありたいと強く思う。
 先日、こんな記事を紹介した。
*「朝日の編集幹部は、消費税引き上げと環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への参加、小沢切りの3 点セットを断行すれば菅内閣を社をあげて支援すると約束して、与謝野氏起用を強く進言した。読売がこの人事を歓迎するのは想定内だった」
*その折、3点セットについて「ひと言あるべし」との思いを書いた。ボクのブログで政治のこと、時事的なことを書き連ねるのは本意ではない。で、迷ったが、やはり少しは触れておくことにしたい。

 今回は先ず消費税のこと。
 事実は雄弁だ。この22年間消費税は224兆円も国庫に入ったが、有効に機能しなかった。法人税が208兆円も減額されたからだ。
 メディアはこの事実を知っているが報道しない。反論もしない。
 読者、視聴者、国民をないがしろにしている、といっても過言ではないだろう。
 
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 「消費税をなくす全国の会」がQandAをアップしていた。
 見出し風に拾ってみると…。

 * 所得の少ない人ほど負担割合が重い税制
 * 消費税収が、そっくり法人税の穴埋めにされてしまった
 * ヨーロッパの社会保障は消費税にささえられているのではない
 * (日本では)消費支出の何と89%にも消費税
 
 最後に「国の借金を消費税で埋めるなどとんでもないことです。これまで減税などで大きな利益を上げてきた大企業の法人税や、大資産家の最高税率を元に戻し、社会保障費負担を増やすなど、税制のあり方を基本にもどすことです」と結んでいる。

 法人税を引き下げ、「社会保障と税の一体改革」などと消費税増税を企てるなんてことを、マスコミがけしかけるのはいかがなものか…?
 
 ぜひ「消費税をなくす全国の会」のQandAをご覧いただきたい(クリック)。
 
 
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☆ 「関東煮」の句には解説が必要かもしれない。
 * 先ず「関東煮」。広辞苑には「関東焚」とあるが、俳句歳時記(角川)には「関東煮」とある。どちらも「かんとうだき」と読むことになっているが、大阪(関西?)では「かんとだき」と発音する。
 広辞苑「関東焚」の項には「関西で、関東地方の煮込みおでんのこと。関東煮」とある。が、説明があっさりし過ぎて愛想がない。
 俳句歳時記「関東煮」の項は少し長いが、ちょっと面白い。
 見出しは、「冬・おでん、関東煮<くわんとうだき>」で、「豆腐を串に刺して味噌をつけてあぶった味噌田楽の田に『お』をつけたもので、後にその変形である煮込み田楽をおでんというようになった。江戸で作られたらしく、関西では『関東煮』と称する。芋・豆腐・蒟蒻(こんにゃく)・はんぺん・竹輪などの種を煮込む。かつては田楽には菜飯、おでんには茶飯がつきものとされていた」とある。
 ただし、大阪人は「おでん」と「かんとだき」を使い分けることが多い。「おでん」は出汁の味を愉しみ、少し上品。「かんとだき」は文字どおりぐつぐつ煮込む。だから、醤油がしみこんだ茶色っぽい色合いになることもしばしば…。「かんとだき」は庶民の味だ。
 * 次に「コロ」。本当は「ころ」で良いのだが、「酒ころ」と読むと意味が通じない。句の中に「酒、ころ」と書くわけにもいかないので「コロ」と書いた。
 広辞苑には「ころ(鯨の皮)」の見出しで「鯨の皮を加熱処理して脂肪分を除き、乾燥させた調理素材。水で戻しておでんや煮物などに用いる」とある。
 要するに鯨油をとった後の油カスのようなものだ。鯨油などこの頃はトンとお目にかからない。が、子どもの頃、学校給食で食パンに塗る「鯨油マーガリン」が出てきたことや、香りの良くない「鯨油石鹸」などがあったことを思い出す。だから「ころ」は安かった。
 部位、鯨種によってザクザクした食感のものやニチャニチャした食感のものがあった。好みによるだろうが、ボクはザクザクした「ころ」が好きだった。
 ご時世かとは思うが、昔は安物だった「鯨」にまつわる食品は今や「高嶺の花」になってしまった。くどくど解説したのは懐かしさ半分、知らない人たちも増えているだろうとの思い半分だからだ。

 * 厳寒の夕暮れ、辛子をきかせた「関東煮(かんとだき)」をふーふー吹きながら一杯やるのは呑兵衛にとって至福の時だ。コロがあるとなおさらだがなぁ…。

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