地方の銀座!

 安倍首相が「地方の創成」などと言い出した。と言っても、本当に地方再生がはかられるわけでもなさそうだ。見せかけのバラマキで真に地方が再生できるわけがない。
 どうやら福島や沖縄、来年の統一地方選挙をめざして、きな臭い諸課題を争点からそらしたいという魂胆があるようだ。
 本当に地方を再生させるというなら、地元で安心して働き、暮らし、子育てができる環境を整える必要がある。「観光」と言っても財布の余力、つまり消費購買力の向上がなければ国民の足は動かない。

 往年は新婚旅行と言えば、関西では有馬、別府、熱海、宮崎などがメッカだった。そこが苦戦している。
 全国ほとんどの道府県に「銀座」と名のつく界隈がある。もちろん「東京の銀座」にあやかったものが大半だ。丁寧に調べてブログなどにアップしている人もいる。そこが苦戦している。
 戯れ言にこんな川柳を推敲してみた。未完成だが話の都合上アップしておく。
 訪ねれば銀座さびれた田舎町
 訪ねれば地方の銀座みな寂れ

 

 で、地方の「銀座」の様子を探ってみた。どこも惨憺たる様子だ。シャッター通りと化しているところ、まるで商店街の体をなさなくなったところが多々ある。意図的なのか、変換ミスなのか「消店街」なんて言葉を使ったレポートさえある。
 ことごとく地方の銀座消店街

 たどり着いた先には、本当なのか?と目を疑わせるような「熱海銀座」のスナップもあった。
地方の銀座!_b0142158_215938100.jpg

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