大阪多喜二祭での講演に啓発されて久しぶりに漫画を読んだ!

 2月18日大阪多喜二祭があった。
 おなじみケイ・シュガーさんの「現代につなぐレクイエム」は発刊されたばかりのCDの歌で始まった。どれもいい曲だ!僭越ながら「とても上手くなっておられる」印象だった。
 講演は圧巻!31歳の女性、岩崎明日香さんの「多喜二の文学と生き方が切り拓くもの」との演題だ。多喜二そのものを読み込んでおられることにも感動したが、今日の青年たちが多喜二の時代と今日の共通性を感得しているとの具体的な話に魅了された。
 彼女は「角煮とマルクス」という小説で第13回民主文学新人賞を受賞している新進気鋭の人である。現代青年と多喜二、その時代感覚の共通性についての理解が深い。
 青年たちは「純文学とは少し離れたところにあるように見えるが、今のこの時代を見据えている」と話し、例証として「ちょっと今から仕事やめてくる」という作品をあげられた。大ヒット小説であり、映画化もされ、コミカライズされているともいう。
 「蟹工船」のブームから10年。最近の青年たちには「党生活者」から入る人もいると言う。ウ〜ム!と唸ってしまった。もう74歳。若者たちに接近したいと思いつつ、青年たちの置かれている実相を学んでいないな!と反省!
 そんな時、「漫画 君たちはどう生きるか」も大ヒットしているという新聞記事にも接した。ますます反省!
 早速、民主文学2016年6月号を拝借するとともに、コミック本「ちょっと今から仕事やめてくる」「漫画 君たちはどう生きるか」を購入、一気に読んだ。
 小説「角煮とマルクス」の表題は知ってはいたが読んでいなかった。単行本になっているのかと思ったがなっていない。友人に拝借した。一読に値いすると思うが詳述は避ける。
 コミック本、漫画の類は学生時代に読みふけった白土三平の「カムイ伝」以来のことだ。吉野源三郎氏の原作も学生時代に読んで感銘を受けてはいたが、永らく忘れていた。この3冊を読んで「何と俺は鈍感になってしまっていたのか」と痛感せざるを得なかった。感銘というより、現代青年に学ぶということは、こういう感受性に学び、そこはかとない決意で時代に立ち向かう青年たちの実相に学ぶということなのだなぁと改めて痛感した。
 で、ストーリーの紹介は略して、気分・感慨だけを記すことにした。興味と時間のある方には是非現物に接していただきたいものだ。
 

by itya-tyan | 2018-03-01 11:40 | 喜怒哀楽をともに… | Trackback | Comments(0)
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